サルトル 「 嘔吐 」ロカンタンが 吐き気を通して 事物と人間の実在を発見する物語。
小説にすると 人間の主体性や自由のための実存主義の主張が弱まり、事物の存在の空虚性が目立つ。「実存主義とは何か」の方が面白い
存在論
*存在とは 何でもない〜外から物に付け加わった空虚な形式にすぎず、物の性質を何一つ変えるものでもない
*本質的なことは偶然性〜存在は必然でない〜存在とは 単にそこにあること
*現在 以外に何もない〜私自身も 〜現在でないものは存在しない
「人生は それに意味を与えようとすれば 意味がある〜まず行動し、一つの企てのなかに身を投じる」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月28日
- 読了日 : 2018年5月30日
- 本棚登録日 : 2018年5月28日
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