私の中ではボルヘスやガルシア・マルケス、ミラン・クンデラと同じ系譜に属する。動機の背景が不明な登場人物たちによる、退廃的で高尚で、ポエティックでシュルレアリスティックな世界。ただ、ピンチョンにはそれを超えた大いなる視点がありそう、言葉のトリックがふんだんに使われた文字通りのレ・トリック、メタ的視点。なにかありそう、ということはかろうじて感じとれた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
みんなの感想をみる