大好きな霧のむこうのふしぎな町。
愛蔵版を買うか迷ったので読み直す。
ああ、やっぱりいいなあ。買いだなあ。
霧のなかから繋がる不思議なまち。
「働かざる者食うべからず」と言われ、
見知らぬ町で働きはじめる6年生のリナ。
霧のなかの町の景色と、
赤と白の水玉の傘、
四季のお花が咲き乱れる庭、
風景の描写が良い。とってもよい。
うるさい「おうむ」にうるさい雇い主、
料理上手なコックさんや発明家など、
登場人物も魅力的で、なにより嫌な奴がいない!
(ピコットさんも嫌なやつ、じゃなかったもんね?)
最後の最後のところが
本当にほっとして、そこがいいんだよなあ。
「終わりだけど、終わりじゃないよ」っていうところ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月4日
- 読了日 : 2021年3月4日
- 本棚登録日 : 2021年3月4日
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