昭和から平成。
私と生きてきた時代、自分が教育を受けてきた時代から次なる世代へ。
長編の割には所々で時が大きく飛んだ感じで物語が展開します。最初は読んでいてちょっと戸惑ったのですが、家族のそれぞれの立場、その時の世の中の状況など、私にはとても身近だったので、読み進めるにつれて尚更、感情移入して行った気がします。
教育という点を「塾」という観点から物語が展開して行ったのも個人的には良かった!
東進ハイスクールに、四谷大塚。
私の子育てはそこから逃げ出したくてオーストラリアに来ちゃった?!
そして最後の最後は、本当の家族の血縁関係なんて関係ない!大切なメッセージをもらって読了出来たことに感動して終われた物語に、この本と巡り会えて良かった〜〜と思えました!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
森絵都
- 感想投稿日 : 2020年11月27日
- 読了日 : 2020年11月27日
- 本棚登録日 : 2020年11月16日
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