どこまでも続くきび色の砂原、静かに過ぎ行く日々。
静かな気持ちになりたい時に手に取る本です。
謎は謎のまま物語は終わりますが、私たちは彼らの生活をほんのいっとき垣間見ただけ。
真実に向かって手に汗を握る展開になるわけでもない、ただ謎が増えていく物語ですが、何がこんなに気持ちを穏やかにしてくれるのか、何度読んでも解らない不思議な作品です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年6月20日
- 読了日 : 2010年10月11日
- 本棚登録日 : 2010年10月11日
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