始まりは、主人公の本田小百合がバス通勤するところから始まります。
バス通勤の道を、「私の暮らす街とどこか似ている」ポルトガルのリスボンの地形に当てはめて、空想しているのですが、ここで読むのを止めるかどうかの山だなと感じました。
最初は例えがよくわからなくて、読むのを止めました。
2回目の挑戦でなんとか読み進められ、登場人物が頭に入ったあとは大丈夫でした。
なので☆2つにしました。
後半だけみれば☆3つです。
導入も、実は物語の後半で活きてきます。
私は本田小百合の考え方が「わかるな~」と思う方なのでおもしろく読めましたが、共感出来ない方もたくさんいるだろうな、と思いました。
共感できないとしても、こんな考え方て人生生きてる人もいるんだな、と知ってもらえればいいなあ、と思います。
進むのか?!とどまるのか?!どきどきする、ラストの3行が大好きです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年7月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年7月23日
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