7月24日通り

著者 :
  • 新潮社 (2004年12月21日発売)
3.25
  • (28)
  • (110)
  • (271)
  • (37)
  • (7)
本棚登録 : 765
感想 : 164
2

始まりは、主人公の本田小百合がバス通勤するところから始まります。

バス通勤の道を、「私の暮らす街とどこか似ている」ポルトガルのリスボンの地形に当てはめて、空想しているのですが、ここで読むのを止めるかどうかの山だなと感じました。

最初は例えがよくわからなくて、読むのを止めました。
2回目の挑戦でなんとか読み進められ、登場人物が頭に入ったあとは大丈夫でした。
なので☆2つにしました。
後半だけみれば☆3つです。

導入も、実は物語の後半で活きてきます。

私は本田小百合の考え方が「わかるな~」と思う方なのでおもしろく読めましたが、共感出来ない方もたくさんいるだろうな、と思いました。
共感できないとしても、こんな考え方て人生生きてる人もいるんだな、と知ってもらえればいいなあ、と思います。

進むのか?!とどまるのか?!どきどきする、ラストの3行が大好きです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年7月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年7月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする