私にとって、初の下村敦史さんの作品。
ミステリーであり、家族の話であり、視覚障碍者の話でもあり、中国残留孤児の話でもあり、大変勉強になった気がします。視覚障碍者の方や中国残留孤児の方、また帰国できても満洲へ行ってた方、大変なご苦労をされたんだなーと思いました。語り手の記憶があやふやなのはミステリーとしては、どうかしら?と思いましたが、私自身はいっくら何でもそんなに記憶が飛んだりしないのでは?と思いながら読みました。最後の方は、寝る時間になっても、ついつい読んでしまいました。良いお話でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2023年9月13日
- 読了日 : 2023年9月9日
- 本棚登録日 : 2023年8月23日
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