クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年4月15日発売)
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本棚登録 : 4855
感想 : 453
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本の雑誌2024年3月号の特集、メフィスト賞を探検せよを読んで、本書を手に取る。
Kalafinaが「メルヒェン」を発表した際、このOVAアニメの主題歌として予告編はyuutubeで見ていた。だから今作の登場人物や世界観は何となく知っていた。
まあ、正直手を出さなくていいかなとも思っていた。

主人公を「いーちゃん」と呼び、青い髪の玖渚(くさなぎ)友。「戯言だよな」が口癖の主人公。絶海の孤島に集まられた癖のある天才女性達。この雰囲気は読む人を選ぶだろうな。
事件が一旦の解決を見た後のエピローグは、ダラダラしている。へえ、と更に裏があったのかと感心したけど、もっと短くまとめたほうが印象が強かったんじゃないかな。

島で過去にあったこと、主人公の過去は思わせ振り。正直、キッチリ語って欲しい。

どうでもいいけど、本の画像が裏表紙だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月27日
読了日 : 2024年3月27日
本棚登録日 : 2024年3月27日

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