巣鴨の路地裏にひっそり佇む、遺影専門の写真館。「一つ目の遺言状」「十二年目の家族写真」「三つ目の遺品」「二枚目の遺影」。主人公の抱えている悩みは解決できるという救いがあった。遺影を撮るということ、今までとこれからの生き方を考えるきっかけになるかな。淡々としているので、読みやすい。主人公とともにはたらくスタッフについても、どういう思いで写真を撮るのか、経営を続けているのかもう少し深く知りたかったかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2021年9月25日
- 読了日 : 2021年9月25日
- 本棚登録日 : 2021年9月18日
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