中路啓太の人気ランキング

プロフィール

中路啓太
1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、「火ノ児の剣」で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞、作家デビュー。2作目『裏切り涼山』で高い評価を受ける。綿密な取材と独自の解釈、そして骨太な作風から、正統派歴史時代小説の新しい担い手として注目を集めている。他の著書に『うつけの采配』『己惚れの記』『恥も外聞もなく売名す』など。

「2022年 『南洋のエレアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中路啓太の人気ランキングのアイテム一覧

中路啓太の人気が高い作品のランキングです。ブクログユーザの評価が高い順で並んでいます。
『ロンドン狂瀾(上) (光文社文庫)』や『ゴー・ホーム・クイックリー (文春文庫)』や『昭和天皇の声 (文春文庫 な 82-2)』など中路啓太の全110作品から、ブクログユーザの間で人気の作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ゴー・ホーム・クイックリー (文春文庫)

4
4.50
中路啓太 電子書籍 2020年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

敗戦後の日本を守るために、新憲法の制定にあたって関係者がどれだけ、苦労し、苦悩したことか、ほぼ知るところがなかったので、とても引き込まれた。大切なことを社... もっと読む

昭和天皇の声 (文春文庫 な 82-2)

36
4.33
中路啓太 2022年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

純粋な陸軍中佐・相沢三郎が統制派の首魁・永田鉄山に狂刃を振るう場面で始まる「感激居士」。2.26事件の裏のドラマを描く「総理の弔い」、「澄みきった瞳」。あ... もっと読む

ロンドン狂瀾(下) (光文社文庫 な 45-2)

41
4.27
中路啓太 2018年3月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

良いフィクションというものはジャンルに関係なく、今の人の生き方や世界の在り方を問うものもあるように思うけど、この『ロンドン狂瀾』も今の世界や人の在り方を問... もっと読む

南洋のエレアル (単行本)

41
4.23
中路啓太 2022年11月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館のおすすめコーナーに陳列してあったのをたまたま手に取りました。 日本統治時代のパラオにおける日本人家族とパラオの少年の友情。戦争の悲惨さに引き裂かれ... もっと読む

ロンドン狂瀾(上) (光文社文庫 な 45-1)

54
4.17
中路啓太 2018年3月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『人は上に昇れば昇るほど、濁ってゆかねばならんのだ――。』 『ロンドン狂瀾』の下巻の帯に書かれていたこの言葉にただならぬものを感じ、著者も作品の評判も... もっと読む

ロンドン狂瀾

43
4.09
中路啓太 2016年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1930年のロンドン海軍軍縮会議を題材にした政治小説。外務省情報部長雑賀潤は、難航する条約の批准に向けて、海軍の軍人や枢密院を相手に文官としての正義の戦い... もっと読む

昭和天皇の声

60
4.06
中路啓太 2019年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相沢中佐事件、ニ・二六事件、鈴木貫太郎とその妻たか との関係、日本共産党の幹部から敗戦後に転向した人物との親交、そして立憲君主としての自身の行動への悔恨。... もっと読む

うつけの采配(下)

1
4.00
中路啓太 電子書籍 2014年12月5日 ブックライブで見る ブックライブ ¥ 700
広家の打つ手虚しく、安国寺恵瓊の策謀により毛利は西軍の総大将に担ぎ出された。だが、徳川との全面対決が不可避になりつつある... もっと読む

恥も外聞もなく売名す

40
3.84
中路啓太 2013年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

槍の渡辺勘兵衛の話し。関ヶ原で旗幟を鮮明にしていなかった増田長盛の家臣として大和郡山城に籠城する。戦後は牢人となるがその武名ゆえに各大名から仕官の話しが後... もっと読む

獅子は死せず(下) (中公文庫 な 65-4)

46
3.83
中路啓太 2015年11月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“政治”の世代と“合戦”の世代とが交錯した舞台ということになった“大坂の陣”…そこを駆ける毛利勝永…何か“力”が湧く… そして本作では…物語の冒頭部で「妙... もっと読む

うつけの采配

109
3.79
中路啓太 2012年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

心に沁みるものがあるなか読了!家を興す初代・あるいは中興の祖の話は数あるなか、本家の存続にこそ知恵を傾けた「うつけの采配」・・・・・今の時代背景だから心に... もっと読む

三日月の花 - 渡り奉公人 渡辺勘兵衛 (中公文庫 な 65-5)

28
3.78
中路啓太 2016年10月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦国期までは“渡り奉公”という考え方は広く普及していたと言い得るモノだった。「召し抱える」側というより、「召し抱えられる」側に“選択権”が在るとするような... もっと読む

己惚れの記 (角川文庫)

18
3.75
中路啓太 2020年5月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中路啓太! なんとも興味の募る作家に出会ってしまいましたよ! この作品、すでに日本史でご存知のとおり、改革に失敗、老中の座を陥落した人。水野忠邦の... もっと読む

うつけの采配(下) (中公文庫 な 65-2)

116
3.72
中路啓太 2014年10月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

広島に住むことがきっかけでこの作品を読んだが、毛利家についてもっと知りたくなった。 おのれが元就や元春、隆景とは違い、うつけに過ぎないことを隠そうとして... もっと読む

もののふ莫迦 (中公文庫 な 65-6)

143
3.70
中路啓太 2017年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

豊臣秀吉の家臣で、肥後の国を統治することになった加藤清正と肥後の国で育った岡本越後守による対立を描く。 岡本越後守は、肥後の国が負けた時に、加藤清正が肥後... もっと読む

うつけの采配(上) (中公文庫 な 65-1)

139
3.68
中路啓太 2014年10月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

仕事の都合で広島にて暮らすことになったので、ご当地所縁の作品として手に取る。 命が懸かっているので事の重さは違うものの、半沢直樹シリーズのような感覚。後半... もっと読む

ゴー・ホーム・クイックリー (文春文庫 な 82-1)

53
3.65
中路啓太 2020年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

終戦当時のエリートたちがいかに苦心して日本国憲法を作り上げたかがうかがえる本で、非常に勉強になりました。 もっと読む
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