- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001112269
感想・レビュー・書評
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小学生向け。
4~6年12名に読み聞かせ。
少し絵のタッチがごちゃついているかと思ったが、高学年だけに静かに聞いてくれた。ほとんどセリフのない絵本なのでナレーションタイプの私には読みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★★★
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じゅうたんのトラと入れ替わって、干されてパンパンたたかれている時のトラの顔がいい。
必死に我慢している顔。これさえ我慢すればという心の声が伝わってくる。 -
お話もわかりやすく、一生懸命絨毯になろうとする虎がおかしい。
7分程度。
中学年にしてみたが、2年生くらいなら大丈夫かも。 -
みんなの真ん中にいる、あのトラの絨毯は羨ましいな。と思った生きているトラが、絨毯になりすましてそのポジションを得ます。が、生きている事がバレないように必死になっていた時、事件は起こります。毎日みんなに囲まれて過ごしたトラの心は、すっかり家族の一員となっていたのです。なんともいいお話。絵も色彩豊かで迫力あり、読み聞かせにも向くでしょう。中学年以上がいいかな。
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この前、3年生に読んでみました。お話がとってもおもしろくて絵もゆかいなこの絵本、はじめて読んだ時もひとりクスクス笑っちゃいました。洗濯ひもにぶらさがった情けないトラ、パンツ一丁の王さま、トラが意を決して泥棒におどりかかる見開きページなどなど、チャーミングで味のある絵、何度見ても飽きません。
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原書の初版は1979年ですから、とても息の長い絵本ですね。
昔話風のストーリーに、コミック風の絵が意外にもマッチして、独特の雰囲気を醸し出している、不思議な魅力の絵本です。
年老いて獲物を捕れなくなったトラは、絨毯になりすまして王様の宮殿に忍び込みます。
食べ物やねぐらに不自由しなくなったのも良いのですが、トラにとって一番嬉しかったのは皆と一緒にいられることでした。
しかし、困ったことが起きます。
安逸な暮らしをしていたトラは、太って毛並みも良くなり、絨毯になりすますには綺麗になり過ぎたのです。
ばれてしまうのは時間の問題、と思っていると、さらなる事件が起きて急転直下、一件落着!
前半のコミカルな展開と、後半のサスペンスが良い対比を為していて、比較的長めの作品なのですが、子ども達を飽きさせません。
4歳位からの読み聞かせにオススメです。
【Q】 -
H23年12月 3-2