トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)

  • 岩波書店
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001112269

感想・レビュー・書評

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  • 小学生向け。
    4~6年12名に読み聞かせ。
    少し絵のタッチがごちゃついているかと思ったが、高学年だけに静かに聞いてくれた。ほとんどセリフのない絵本なのでナレーションタイプの私には読みやすかった。

  • ★★★★★

  • じゅうたんのトラと入れ替わって、干されてパンパンたたかれている時のトラの顔がいい。
    必死に我慢している顔。これさえ我慢すればという心の声が伝わってくる。

  • インドのジャングルにすむ年老いたトラが、宮殿のひろまで楽しそうにごはんを食べている王さま一家がうらやましくて、宮殿の庭に干されていたじゅうたんと入れ替わるというストーリー。
    上に乗られても、ブラシで擦られてもひたすら耐えて、じゅうたんを演じるトラの姿は何度見ても楽しいです。いろんな表情をするかわいいトラから目が離せません。
    そんなやせっぽっちのトラが、王家のピンチに大活躍。なんともハッピーなラストも痛快で、終始笑顔で読める絵本です。はっきりとした色合いで、絵も大きいので、大勢への読み聞かせにもぴったりだと思います。

  • お話もわかりやすく、一生懸命絨毯になろうとする虎がおかしい。
    7分程度。
    中学年にしてみたが、2年生くらいなら大丈夫かも。

  •  インドのジャングルに一頭のトラが住んでいた。年をとり獲物がとれず、骨と皮ばかりにやせていた。ある日、王さまの宮殿の庭にトラの毛皮のじゅうたんがほしてあるのを見つけ、トラはひらめいた!毛皮のかわりに自分がせんたくひもにぶらさがり、そして…。

  • みんなの真ん中にいる、あのトラの絨毯は羨ましいな。と思った生きているトラが、絨毯になりすましてそのポジションを得ます。が、生きている事がバレないように必死になっていた時、事件は起こります。毎日みんなに囲まれて過ごしたトラの心は、すっかり家族の一員となっていたのです。なんともいいお話。絵も色彩豊かで迫力あり、読み聞かせにも向くでしょう。中学年以上がいいかな。

  • この前、3年生に読んでみました。お話がとってもおもしろくて絵もゆかいなこの絵本、はじめて読んだ時もひとりクスクス笑っちゃいました。洗濯ひもにぶらさがった情けないトラ、パンツ一丁の王さま、トラが意を決して泥棒におどりかかる見開きページなどなど、チャーミングで味のある絵、何度見ても飽きません。

  • 原書の初版は1979年ですから、とても息の長い絵本ですね。
    昔話風のストーリーに、コミック風の絵が意外にもマッチして、独特の雰囲気を醸し出している、不思議な魅力の絵本です。

    年老いて獲物を捕れなくなったトラは、絨毯になりすまして王様の宮殿に忍び込みます。
    食べ物やねぐらに不自由しなくなったのも良いのですが、トラにとって一番嬉しかったのは皆と一緒にいられることでした。

    しかし、困ったことが起きます。
    安逸な暮らしをしていたトラは、太って毛並みも良くなり、絨毯になりすますには綺麗になり過ぎたのです。
    ばれてしまうのは時間の問題、と思っていると、さらなる事件が起きて急転直下、一件落着!

    前半のコミカルな展開と、後半のサスペンスが良い対比を為していて、比較的長めの作品なのですが、子ども達を飽きさせません。

    4歳位からの読み聞かせにオススメです。

    【Q】

  • H23年12月 3-2

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