オリジナル版 星の王子さま

著者 : A.deサン=テグジュペリ 内藤濯

• 岩波書店 (2000年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[usacoさんの感想 · 2023年4月21日]

こどもの純真さ、幸福に生きる姿。
目の前にいる子どもから学べることはたくさんある。
肝心なことは目に見えない。
心の目で観察力を高めて、彼らのように本当に大切なことを見よう。

自分を本当に大切に思ってくれる人たちの存在に感謝しよう。

しんどいことがあったら、小さな星で小さなことで生きてる自分に気づこう。

[えりさんの感想 · 2023年4月20日]

大切なことは目に見えない

[ハチさんの感想 · 2023年4月10日]

17歳の誕生日にもらった大切な思い出の本

[kaoriさんの感想 · 2023年3月21日]

とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない
(キツネ)

星がきれいなのは、見えないけれどどこかに花が1本あるから
砂漠が美しいのは、どこかに井戸を、ひとつかくしているから(星の王子さま)

子どもたちだけが、自分が何を探しているか知っているんだね。(星の王子さま)

[noricoさんの感想 · 2022年11月22日]

当たり前に思ってやっていることが本当に大事なことなのか、本当に大切なものは何なのか、考えさせられる。かんじんなことは、目に見えない。

[spring18ticketさんの感想 · 2022年5月11日]

「星の王子さま」この物語から受け取った繊細な感動を、いったいどのように表現したら他の誰かに伝えることができるのでしょうか。

サハラ砂漠に不時着した主人公は、飛行機の修理に悪戦苦闘する不安な夜、小さな星からやってきたという不思議な少年に出会います。子ども向けのファンタジーのように見えますが、静かに友情を深めていく二人の会話は、子供の心を忘れてしまったすべての大人に捧げられた、深遠なメッセージなのです。神秘的な水彩画によせてサン＝テグジュペリの描いた甘美な世界観は「人間の土地」の童話版と言われ、全世界で親しまれています。

王子の故郷はささやかな小惑星です。時おりその狭い地面を覆い尽くそうと顔を出すバオバブの新芽を除けば誰も訪れることのない小さな星に、王子は活火山を二つ、休火山を一つ、美しいバラの花を一輪もっていました。

地球を訪れ、自分の火山よりずっと高く険しい山、競うように咲く数千本のバラの群生を目のあたりにしてはじめて、王子は、故郷の星に残してきたものたちは客観的に珍しいものではなかったけれど、自分が長い時間をかけ、心を砕いて面倒をみた小さな火山や、あのたった一輪のバラこそがやはり自分にとっては大切で愛おしく、特別な存在だったのだと気づきます。

友情について語るに著者の心にあったのは、「人間の土地」に紹介されていた僚友ギヨメの姿だったのではないかと思います。王子の燃えるような金髪は、著者の初郵便飛行任務の前夜、「ニュースは聞いたよ、おめでとう！」と祝杯をあげてくれ、「ランプが光を撒くように、あたりに自信を撒いて」いた彼の温かな笑顔を象徴しているように感じました。

初見は七才の頃。「かんじんなことは、目に見えない」という言葉に大いに感じ入り、夏休みをかけて感想文を書こうと試みましたが、語彙も乏しく、そのコンセプトの偉大さを持て余した記憶があります。当時凝っていたすみれの押し花の染みと、その仄かな香りが残るこの小さな単行本こそ私にとっては大切な友人のよう。やっとレビューが書けて少しほっとしています。

[チャーシューさんの感想 · 2022年4月8日]

卒業祝いにもらった
どこに引っ越しても必ず持っていく

[さぬさんの感想 · 2021年9月2日]

何度も読み返します。

[ミニマム子さんの感想 · 2021年4月23日]

どことなく少し読みづらく、スっと入り込みにくく、なかなかスムーズにあちらの世界に連れて行ってはくれなかった。

まわりくどい様々な国の王さまや生き物たちとの会話から、王子様は本当に大切なことを知ることができた。
キツネが言うには
「肝心なことは目には見えない」
目に見えなくて不安に思うことがあるかもしれない。それでも不安に思うことはない。
絆や思いやり、愛、気遣いなど、目に見えないものを大切に思える心を育めたらいいな。

[とらちゃんさんの感想 · 2021年4月17日]

バオバブとボールトという表現が印象に残る作品。
優しい王子さまとツンデレなバラが可愛らしい