マクベス (岩波文庫 赤 205-2)

  • 岩波書店
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220528

感想・レビュー・書評

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  • 平行して読むのがお気に入り。
    薄いから一日でよみおわるが他のも平行しているので微妙なライン。

  • マクベス夫人が誰より恐ろしい・・・。

    夫の上司殺しをたきつけるは、おびえる夫を「いくじなし!」と罵るわ、この人は一体・・・。

    舞台なので台詞回しが印象的やけど、サロメの「おまえに口づけするよ、ヨカナーン」には勝てないな。

    09.04.27

  • 2007.3.9

  • 演劇を見て興味を持ったので、後追いで読んでみました。
    舞台を見ていたので、大まかなストーリーは分かっていたのですが、あらためて文学として(戯曲として)読むと、淡白な感じがします。
    シェイクスピアの四大悲劇のひとつということで、登場人物たちは嘆きまくりますが、描写は簡潔すぎます。やはり、演じられて初めて作品として完成すると言うことなのでしょう。

  • 意外とロックな台詞やシーンが多くて楽しいです。「飢え死にするまで木に吊るしてやろうか」とか。マクベスは疑心暗鬼になってガンガン人を殺し、妻は精神錯乱して夜中に徘徊。人を呪わば穴2つ的結末です。個人的に勧善懲悪ものだと思います。でも悲劇なんですよね・・まあ人はバタバタと死にますが。「生きるべきか死ぬべきか」の台詞はどこだー?と思ってよんでましたが、それは「ハムレット」であったと読み終えてから気づきました。w

    ★追記★
    2回目読みました。上から目線で見ると「勧善懲悪」ですが、この本のタイトルは「マクベス」。悲劇って、「マクベスにとっての悲劇」てことなんだ、と判りました。魔女の予言をきっかけに、自分の欲望に抗いきれなくなっていくマクベス。人間の傲慢の愚かしさ、それにっよって引き起こる悲劇。読めば読むほど味がでてくるように思います。脚注もちゃんと読むと、時代背景やセリフの裏の意味が良く分かって楽しい。

  • ずっと以前に読んだ作品。
    このなかの、夫人が死んだときのマクベスの台詞が大好き。
    それに強く惹かれた。

  • シェイクスピアで1番好き

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著者プロフィール

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

「2019年 『ヘンリー五世 シェイクスピア全集30巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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