論語 (岩波文庫 青202-1)

制作 : 金谷 治訳注 
  • 岩波書店
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感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003320211

感想・レビュー・書評

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  • 常に自らの行いを反省し、己の悪を攻めてこれを取り除く。他人の悪を攻撃することがないなら、心にやましさはなくなる。これが悪を治めて取り去る工夫である。
    一時の怒りに我を忘れ他人と傷つけ合い、家族に迷惑をかけるようなことになるのは大害であり、物事の大小を弁えていない。『論語』

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18347

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA44045870

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/706651

    古代中国の思想家・孔子と弟子たちの問答を記した古典書。
    中国語学習者にも最適。

  • 周礼を理想として生きる孔子とその弟子とのやりとり。時代は違えど孔子の伝えたかったまごころは現代にも伝わってきます。平時ならよかったのに。

  • 漢文、日本語読み、現代語訳が一緒になっているものをさがしていたので、最適だった。

    現代語訳は他の本の方が詳しかったりするけど、十分。

    今の自分が気になったのは自分の身の振る舞い方に関するものがほとんど。

    思いやりを持って相手に接して、へつらうのではなく敬意を払い、正義を貫くのが大切と、今の自分は感じた。

  • もっとぐいぐい人生訓が押し寄せるのかと思いきや
    当時の時代でなければ意味のないようなことや
    単に孔子はこう思った程度のことや
    あまりにも雑然としている
    これを繰り返し読むとかちょっと理解できない
    ただ生き残っている古典中の古典
    繰り返して読むのが良いのかもっと安直な解説本に
    当たる方が良いのか

  • 論語を訳した書籍はいくつもあるけれど、こちらはおそらく初心者向け。

    人が生きる上で最も必要な「道徳」を学べる本です。自身の今の考え方や思想の基盤にもなっています。

  • 読書会課題本。言うまでもなく儒教の主要書。本書は孔子がどんな人柄だったかを教えてくれる。しかし、個人的にはその孔子の人間的魅力がよくわからないままで、消化不良に終わった。

  • ビジネス書や教科書に採用される理由がよくわかった。ずばり簡潔でわかりやすく、思うことやアドバイスの内容が現代にも通じる。
    論語は訳す人によって解釈が変わってくるので、同じ論語でも少しずつ違うのが面白いと思った。その中でもこの岩波文庫の論語は比較的忠実に訳し、解説を入れているので、少々わかりにくくても、自分で解釈を考えたり、余計な先入観を入れないという意味で最初に読む論語として適しているのではないかと思う。
    私はアクティブラーニングと関連付けて読んでみたが、「生きるための論語」「アクティブラーニングとは何か」と一緒に読むと、より解釈を深められると思う。

  • 論語初心者の自分でも、論語の雰囲気は十分味わうことができた。近年のビジネス書で一生懸命説明している内容が2000年以上前の文献に簡潔に書かれていることには素直に驚いた。ただし、親孝行から政治の話まで、順番もバラバラに書かれているので、注釈があっても意味を理解するのはなかなか難しい。辞書的な使い方が有用だと感じた。

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