ブッダのことば: スッタニパータ (岩波文庫 青 301-1)

著者 : 中村元

• 岩波書店 (1984年5月16日発売)

感想・レビュー・書評

[babooshkaさんの感想 · 2009年10月22日]

日本の仏教になる前の、原始仏教を知りたいと思い入手。

[とくさんの感想 · 2009年8月16日]

はじめて読み終えた岩波文庫の本。
全体の半分近くを占める注釈は全部は読んでないけど、本文は読み終えた。
読んで心に引っかかった部分をルーズリーフにメモしてから、パソコンで入力、という事をやっていたので、読み終わるのに時間がかかった。
http://d.hatena.ne.jp/Toku/20371231
ネットの議論などでの態度や精神状態として好ましいものもあった。でも仏教に関心を持って議論している人の多くも当てはまらないように感じた。

[納豆マンさんの感想 · 2009年4月26日]

【人を見て法を説く】とはまさに釈迦の慈悲の成せるところ。

身分、性別に関わらずその人に最適な説法をされる釈迦に、
自我に執着し舌足らずな私自身も学ぶところが多いと感じた。

無矛盾かつ深遠な釈迦の思想を、
これほどまでに柔軟に説かれるとは、まさにブッダたる所以。

[narityさんの感想 · 2008年10月27日]

原始仏教

[新快速 播州赤穂行きさんの感想 · 2008年1月22日]

お釈迦様の言葉としておよそ最古の経典である、「スッタニパータ」の日本語訳。「詩」ではあるが、読んでも意味不明の「お経」とは違って、教えとしてちゃんと意味が伝わってくる。訳者の才に拠るところ大である。中国にも日本にも伝来する前の、原始仏教の生の姿が垣間見える。そして、この書は本文の詩の部分もいいのだが、是非注釈に目を通してもらいたい。原始仏教を理解するための比較文化論が随所に展開されており非常に興味深い。これだけで一冊の本に出来るくらいの内容だ。

[ちあきさんの感想 · 2007年5月23日]

「第一　蛇の章」まで読んだ。

[宮本浩樹さんの感想 · 2006年7月27日]

古典…シリーズ。

「諸々の欲望を究め尽くして、自己の安らぎを学べ。」

[H・Kさんの感想 · 2005年5月16日]

タイトル通り、仏陀の言葉が書き記されてあります。
釈尊が出家・修行し、悟りを開き、人々に教えを説く、その場面場面で釈尊が発した言葉や弟子たちの質問などが、非常に読みやすく、わかりやすく書かれています。

[斎藤末広さんの感想 · 2004年10月10日]

「真理は議論によっては到達できない」という言葉に驚きした。自分は，議論により真理に到達出来るというのが信条でした。２４歳。この頃，自分の青春時代の終わりを感じます。これからは，大人になると決意します。大学に復学します。

著者プロフィール

新潟大学人文学部准教授
1977年、東京都八王子市生まれ。1999年、東京都立大学人文学部史学科卒業。2009年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士（史学）。
八王子市総合政策部市史編さん室専門員、獨協大学法学部特任助手を経て現職。
著書・論文に、『東京の制度地層』（公人社、2015年、共著）、『新八王子市史　通史編５近現代（上）』（八王子市、2016年、共著）、『新八王子市史　通史編５近現代（上）』（八王子市、2017年、共著）、「1930・40年代日本の露店商業界紙『関西俠商新聞』・『小商人』・『日本商人』について」（『資料学研究』12号、2015年）、「戦災の記憶の継承と歴史資料――長岡空襲の事例に即して」（『災害・復興と資料』8号、2016年）など。

「2018年 『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」』 で使われていた紹介文から引用しています。」