- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004202585
感想・レビュー・書評
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ついに記号デビュー。
「言葉は文化」じゃなくて「文化は言葉」だそう。
記号表現ばかりで記号内容が薄いのが今。記号はどうあるべきか?うまい付き合い方は?内容と表現のバランスがとれればいいのか?今が間違ってるから昔に戻す、というか今に合わせたバランスのとり方。ネオ?
本質を求める建築家。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小難しい記号論をわかりやすく解説している。良本。記号論はもっといろんな分野で応用可能な理論だと思う。
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情報環境整備という論点では、未だに「意味」を持ちうると思われる本書。なんで前文の“意味”という語に「」を付けたかは、本書を読んで是非剣等して欲しい
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ヨナタンのレビュー
コミュニケーションデザインを学ぶかたは、この本で「記号論」とは何か?の基本を押えておくことを強くオススメします。
ピクトグラムに文字はありませんが、言語を超えた共通の理解を共有できます。
レポートを書くうえでも、この本を土台とした組み立てをすると書きやすいです。
ことわざや広告・ナンセンス詩など、身近な日本語の表現を引きながらの考察が展開されていて、読み物としてもオモシロイです。
今後あるべき、情報コミュニケーション社会への洞察と予測が的確に論じられていて、
1984年に書かれたとは思えないほど、今の時代にとても当てはまっています。 -
?、?は分かりやすいので説明はいらないだろうが、?になってぐんと用語が増えわかりにくくなる。特に1〜3は読むのが苦痛。
しかし後の?を読む上で参照する部分になるので便利と言えば便利。何度も前に戻りながら読めば、わかりやすさは上がる。イーミックとエティック、フレームとスキーマなど初見で興味深い単語有。多少図説があれば良かったかと思う・・と書こうとしてぱらぱら読み返したら、結構あった。図説。もうちょっとあっても良い。 -
宙に釣り下がっている赤いランプは「とまれ」という信号に、裾が膨れていて赤いマークは「ご婦人用」に。
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果たして”文化”のカテゴリでいいのかな?記号論とコミュニケーション論との境に位置してるような気もする。概要はこの一冊で十分かと思います。