出井伸之 多様性への挑戦 (90年代の証言)

  • 朝日新聞社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022502988

感想・レビュー・書評

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  • あとがきに出井氏の特徴が4つにまとめられていた。企画立案型、提言行動型については自分もそうだ。記者が取材しにくいタイプについては、半分程度当てはまる。しかし、一企業を飛び越えての発想は自分には皆無。この差は、若いうちから外国で揉まれたか否かに起因している。

  • 製造業からの転換期に、ソニーのCEOとしてのそのやり方に色々批判も受けた彼だが、なぜそれらが必要だったが語られている。ソニー神話がいかに足かせとなっていたかも理解出来る。が、ソニーファンとして応援しつつも受けいれがたい最近の製品群に、複雑な思いを捨てきれない。現在、ストリンガー体制のもとで、ますます迷走しているように感じるのだが...。ともあれ彼の経営者としてのスケールの大きさ、視野の広さはたしかに希有な存在だと思う。

  • 4/3
    ソニーシリーズ第一弾。
    90年代後半の出井さんは輝いていた。
    今では賛否両論だが、歴史の審判はもう少し
    まつべきかも。
    結果はともかく、ビジョンを持ってそれを語るという点で稀有な経営者であろう。

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著者プロフィール

熊本県立大学理事長・ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長・神戸大学名誉教授

「2014年 『戦後日本外交史〔第3版補訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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