- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022504241
感想・レビュー・書評
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不思議な本。でもいつもの荻原浩の本。
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2011.12.3 初読 市立図書館
初・荻原作品です。
ほっこりするお話。
登場人物の心情が丁寧に書かれていて、共感しやすく読みやすい。
座敷わらしが可愛い。
そういう存在だという定義づけにはなるほどなぁ・・・と少ししんみり。
ラストのオチについ笑ってしまった。面白かったです。 -
2011.11.26読了。
かわいい。 -
まったり座敷なわらし話。
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2011/11/18
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父親の転勤で東北の田舎暮らしとなった一家5人。
だだっぴろい古い一軒家には、なんと座敷童がいた・・・
読み終わるとほっこりしてしまうような
そんな優しい物語
家族それぞれの葛藤や、絆の再生
面白かった!
ジブリで映画化されたら観てみたいーー
ぴったりの題材だと思うんだけど -
荻原浩さんの得意な、クスリと笑ったり、切なくなったり、でも、最後には心温まるお話。
バラバラになりかけた家族が、引越しをきっかけに再生して行く様子を書いている。
家族の皆が、悩み、苦しみ、でも一生懸命なところに心が惹かれる。
最後のオチがとても良く、読み終わってホッとした。
全く作風は異なるが、同じ作者の「噂」なみに鮮やかなオチで感心した。 -
「座敷わらし」がテーマの本が昔から大好きなせいもあるけど
ちょうど良いリアリティとファンタジーで、
読んでほっこりした。
座敷わらしはこういう存在にしようってちゃんと決めて書いてくれたので
本の中に矛盾もないし、
中学生梓美の微妙な心情も分かりやすかった。
しばらくおすすめの小説はこれになりそう。 -
泣けました。バラバラだった家族が座敷わらしのおかげで再生していきます。自分の事でいっぱいいっぱいだったちょっとダメなお父さんお母さんおばあちゃん姉弟が、座敷わらしをきっかけにふと家族とふれあい振り返り、家族に戻っていく。ものすごく温かい気持ちになれました。こちらもありがとう。