シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506740

感想・レビュー・書評

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  • いいんですが、中身がうすいかな。

    渋滞学の応用編で、仕事の滞りを無くすには?無駄を無くすには?ということにスポットを当てています。

    結局、余裕を持つこと、全体の利益のために使う時間を設けるということでした。

    理屈はわかるし、納得もしてますが、どれだけ成果が上がったかのデータがないので、もう一つ凄さを感じないかな。

    後半は、研究テーマの見つけ方という自慢話になっちゃったので、それを実際の企業の成果報告としてくれたら★4つでした。

    あくまでも概念や手法という所で終わってしまったのが残念です。

    ただ、全力で仕事をしているのに、成果が出ない組織の方は一読の価値有りだと思いますよ。

    まぁまぁオススメです。

  • 渋滞学の教授らしく、仕事の出来、不出来を「流れ」と考えるところがユニーク。
    「成果が出ない」のは「仕事が渋滞している」から。「成果を出す」のではなく「流れを滞らせない」ようにすれば、ふんばらなくとも成果は勝手に流れ出てくる。

    仕事の渋滞を解消するためには「仕事の車間距離」を開けることが必要。もっと具体的に言えば本気を出さない、スキマ時間を設定する。

    常にフルアクセルで仕事をしていると急な割り込みには対応できないし、突発的なハプニングが起こると、後ろに控えている仕事も滞ってしまう。

    スキマ時間に何もすることがなければ、利他的な行動に向けてみる。つまり、平準化。
    こうすることで、組織のパフォーマンスが1+1+1=2になりがちなところが0.9+0.9+0.9=5にもなるのだ。

  • 仕事が滞ることを「渋滞」と称して、どうやって解消するかを考える。仕事でも、車でも滞るものを解消するのは大きく違うところはないということか。

  • セクション3はなぜ書いた??
    セクション1,2とテンション違うよね。
    もう少しかくしねたがあるんじゃない?と思うのは私だけ!?

  • 言いたいことはわかるんだが、そんなに画期的か?

  • 「渋滞学」という珍しい分野の研究をしている教授が書いた効率化の本。

  • 予定に余裕を持つ
    だんどり
    隙間時間活用

  • 流し読み。だが、大筋はほぼ分かる。
    基本的に内容としては、まあ「そうだよね」というもの。
    少なからず、自分でも意識していることが多い。

    ただ、最後に書いてある「要素還元主義」についてのお話は、基地の人にとっては当然なことかもしれないが、自分の仕事の分野にも、思想として取り入れられると思えたので、収穫。

    というわけで、ビジネス系の本だが、哲学・思想というカテゴリに入れています。

  • 渋滞学という著者の専門分野の視点から、会社や個人の仕事における滞りを"渋滞"と捉え、それを解消する事で、みんなが幸せになれるという事が書かれている本。一見会社とは関係のなさそうな数理物理学等の理系分野からのアプローチが、読み終わった後に腑に落ちる感を与えてくれ心地よかった。専門知識がなくとも十分楽しめる1冊です。

    本文の内容から一部要約
    渋滞が起こる要因の1つに車間距離が挙げられるが、仕事で成果を出す、または会社が利益を挙げるためには、まずは個人の仕事における渋滞を無くす事が大切。仕事と仕事の間に車間距離(時間)を意識して取ることによって、全体としての流れが良くなる(業務が効率化される)。車の渋滞が起こるメカニズムと同じなのです。

著者プロフィール

東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は数理物理学、渋滞学。
1967年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大大学院工学研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。その後、ドイツのケルン大学理論物理学研究所などを経て現在に至る。
予備校講師のアルバイトをしていた経験から「わかりやすく教えること」を得意とし、中高生から主婦まで幅広い層に数学や物理を教えており、小学生に微分積分の概念を理解してもらったこともある。
著書『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』(小社刊)は全国の数学アレルギーの読者に愛され、20万部突破のベストセラーに。『渋滞学』(新潮社)で講談社科学出版賞などを受賞。『とんでもなく役に立つ数学』(KADOKAWA)、『東大人気教授が教える 思考体力を鍛える』(あさ出版)など著書多数。

「2022年 『東大の先生!文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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