- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022732439
作品紹介・あらすじ
人を育てれば、自分自身のモチベーションも上がる。ゴーン流経営哲学の神髄、ここにあり。いざ道場へ!企業の再生に携わり、よき家庭人でもあるゴーン氏が、さまざまな難問を克服する術を伝授。成功も失敗も知り尽くす、百戦錬磨の国際的ビジネスマンの金言、至言。
感想・レビュー・書評
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人を育てる術について。自分の考えと重なる部分も多く、女性や新人、子供などどう接するべきか、など同意できることか多い。なぜこれだけの人が。。と残念。27歳で工場長に抜擢されたとかで、何が若い頃から優れていたのか知りたくなった。
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今話題の()ゴーンさんの、10年ほど前に出版された人生論。
言っていることはシンプルだが、そのシンプルなことをしっかりきっちり遂行するビジネス手腕はすごい。
1章 部下・上司を育てる
2章 新人を育てる
3章 女性社員を育てる
4章 ビジネスのプロを育てる
5章 国際人を育てる
6章 リーダーを育てる
7章 子どもを育てる
8章 家族を育てる
個人的に家族論が面白かった。 -
カルロス・ゴーン氏のQ&A。
以前テレビ出演されていたゴーン氏の考え方が
とてもシンプルで、発言も難しいことを言っているのではなく、
とても平易で理解しやすかったことから、
氏の発言をもっと多く読みたくて、手に取った本。
ゴーン氏の経営哲学のほんとうに入門書としていいかも。
なるほど、と思われる発言から、
近所のおじさんが発言しているような身近でわかりやすい発言まで、
リストラの鬼のように言われる行動からは
こんなわかりやすい考えに基づいている人なのかと、
少し意外に感じる内容です。
個人の人格や考え方に対して、経営行動というのは、
その表れ方はもちろん、人の受け止め方も千差万別で、
だから経営は難しい決断の連続であるとも言えるし、
だから人間は面白いとも言える、
ということがわかる、なんだか不思議な本でした。 -
日産は自動車、JALは航空、両方とも優れた力を秘めているがそれを発揮できなかった企業である。一方、パナソニックなどはこのままコモディティを売り続けては、生き残れない。分岐に立たされてるな。
と、感じる今日この頃。 -
ゴーン氏に聞くビジネスパーソンの生き方。empathy(共感能力)が最大の武器になる。これは持って生まれたものではなく獲得するもの。
部下のモチベーションコントロールのための上司の心得、中間管理職の処世方法、はたまた家庭人といてゴーン氏が行っていることなどが書かれている。 -
人育ての指南書。色々な質問にゴーンさんが独自の視点で回答してくれてます。
その中で印象に残ったフレーズは、”「安全」をつくるのは警察ではなく、地域の人々なのです”
治安が悪くなってきた印象のある日本。やはりコミュニケーションが希薄になってきたことが原因なのかと考えさせられました。 -
レバノン系ブラジル人で、日産自動車やルノーを率いるカルロス・ゴーン氏。彼の仕事や人材育成、家庭生活に関する考え方が色々と述べられた本。朝日新聞への連載をもとに書かれた内容のよう。対談形式で、分量も多くないのでさっと読める。ボーダレスで活躍するゴーン氏の厳しくも温かい考え方に触れるには手軽で良い本。ボーダレス化で多様な価値観と対峙することが増えている現在、自身がその多様性にどう向きあうかをしっかりと考えておくべきか考えさせてくれる。
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あまり新鮮味はなかったが、当たり前のことをしっかりできる人こそ、トップになれるのかな。
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今やルノーと日産のCEOを兼任する、日産自動車を生き返らせたカルロス・ゴーン氏による「人を育てること」についての方法論を、短い質問に短く答えるという形で読ませてくれる本でした。