ありがとうともだち (おれたち、ともだち!)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 971
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032321203

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りてきた本。
    ジーンときた。
    オオカミもキツネも物語では悪役だけど、彼らの友情は素晴らしい。
    ハヅキ(3歳1か月)もキツネの優しさがわかるかな?
    こういう子になってほしいよ。

  • キツネを喜ばせよう、いいとこ見せようと頑張るオオカミが愛らしい。
    ともだちシリーズは、オオカミとキツネのキャラクター設定がいい。ともだちっていいなぁと思わずにはいられない。
    (読んだ時期:4歳5ヵ月)

  • ともだちシリーズ第6弾。
    まだ海を見たことがないというきつねに、おおかみは海の大きさや、マグロを釣った時の話をします。
    でも、実はおおかみ、カジキマグロなんて本でしか見たことないのです。
    きつねにいいところを見せたくて、おおかみはきつねと一緒に海へおでかけ。
    なにがなんでもカジキをつろうとがんばります。

    ウソだってホントにしちゃえばいいよな。
    がっかりさせたくないからな・・・・・・

    …でも結局釣れたのは沢山のタコだけ。
    落ち込むおおかみに、きつねが言ったことは
    「ぼくたちうみづりにきたんでしょ。それで うみがつれたじゃない。」

    このふたりの友情の強さに感動。とくに、これまで気弱のイメージが強かったきつねの、心の広さを感じることができました。

  • 友達同士のオオカミとキツネが主人公のシリーズものです。マンガちっくな構成なので、読み聞かせするときはあっち読んだりこっち読んだり、と、ちょっと苦労するのですが、相手を思いやる優しい気持ちが伝わる絵本だと思います。

  • 職場の方に借りてよみました。
    (も、シリーズ化?笑)

    絵本ならでは。
    おおかみときつねが友達っていう設定も。

    おおかみの「いいとろこを見せたい」
    って気持ちとはうらはらに
    なかなかうまくいかない現状。

    お互いにお互いを喜ばせようと
    一生懸命な感じが、イイですね〜

    それが「ともだち」なのかな?

  • オオカミは、初めて泊まりにきたキツネに対して”海でカジキを釣った
    ”と嘘をついてしまった。翌日、海に釣りにいくことになって、出かけていったが、キツネだけつれていた。
    最後にオオカミが大きな引きがきて大物!と思ったら。。。

    キツネを喜ばすために、必死になって頑張るオオカミ。
    そんなオオカミの姿を見て、気を使うキツネ。

    結局、カジキはだめだったが、キツネがオオカミにいったキツネの
    一言で仲直りができるというところは、友達のありがたみがわかる
    絵本です。

  • 【おれたちともだち】シリーズ6。夏のおとまり。これだけで十分ワクワクするシチュエーションなんだけど、二人で海釣りに出かけることになった。キツネに尊敬されたくて、頑張るオオカミだが・・。ワクワクは成果じゃない。場所でもない。大事なのは、誰といっしょかなんだ!

  • 「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」-1時間で100円、2時間で200円。おかしなことを思いついたのはキツネです。こんな呼びかけで、買う人なんているのでしょうか。ところが、どこからか「おい、キツネ」と声が。こわごわとのぞいてみると、そこにいたのはオオカミ。これが、長く続くふたりの関係の始まりです。
     怒りっぽくて意地っ張り、だけど繊細で優しい面もあるオオカミと、ちょっぴり臆病で寂しがり、、でも人懐っこくて愛嬌のあるキツネ、ふたりは不思議と相性がぴったり。時にはケンカやすれ違いをしながらも、「友達っていいな」と素直に思わせてくれるのが、このシリーズの最大の魅力です。」
    (『シリーズ絵本200冊』玄光社の紹介より p49)

  • ちょっぴり、格好をつけて
    海釣りで、でっかい魚を釣ったと嘘をつくオオカミ

    海を見たことのないきつねを連れて海釣りへ
    きつねは、たくさん釣れるのに、、
    小魚さえ、釣れないオオカミ

    苛立つオオカミ
    今度こそ、大物が、、、

    釣れたのは大量のタコ

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00304789

    いいとこ見せようと、海づりに行ったオオカミ。大失敗してがっかりさせたはずなのに、キツネがいった言葉は? シリーズ6作目。(出版社HPより)

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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