シノダ!チビ竜と魔法の実

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 591
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440108

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館】『やまんば山のモッコたち』『菜の子ちゃん』を読んでから富安陽子さんファンになりました!次は『シノダ!』シリーズかな?と借りてきました!お母さんがキツネ……?『おおかみこどもの雨と雪』を思い出しました。面白かった!

  • 軽く、楽しく、前向き。包容力のあるパパと頼もしいママとともに、子どもたちが次々に起こる災いに立ち向かう、理想的な子どものための物語。

  • シリーズ第一作。キツネの母と人間の父、そして三人の子どもたちの信田家に起こる不思議な出来事を描く。面倒ごとを持ち込むのは母の兄・夜叉丸おじさん。

  • 設定も展開もありきたりでワクワクしなかった。
    物語や小説を読み始めたばかりの中学年・高学年ならもしかすると読み易くて良いのかもしれない。

  • ユイ・タクミ・モエには、絶対知られちゃいけない秘密がある。パパは人間、ママはキツネなのだ。それなのに、おじいちゃんはキツネの姿のままでアパートにやってくる。

    (『キラキラ子どもブックトーク』玉川大学出版部より紹介)

  • 女子小学生の三人称。竜が部屋を経つシーンが良い。

  • 富安さんの本を読んでみようかな、と思って何を読むか悩んだ末、とりあえず人気のありそうなシリーズものの1つ目に手に取ってみました。
    うーん面白い。
    なんせ冒頭一文目が、こうです。
    「ユイにとって、じぶんのママがほんとうはキツネだということは、それほど大きな問題ではなかった。」
    この、とんでもない設定を当然のように受け入れさせてくるところが、ファンタジー心をくすぐってわくわくさせてくれます。
    時代劇好きの鬼丸おじいちゃんに不吉な予言ばかりしにくるホギおばさん、冒険家で大ぼら吹きの夜叉丸おじさんに、化けるのが上手なスーちゃん…キツネ一族の面々がお邪魔しに来るのも、どうにもはた迷惑だけど憎めない。個人的には、キツネの姿のままテレビのリモコンを占拠して、ソファに居座る鬼丸おじいちゃんが実にいい。
    なにか問題が発生したとしてもなかなか親には言えない辺りとか、子どもの頃に返った気持ちで信田家の日常(?)を一緒に楽しめました。

  • おもしろいよーって勧められてたので読んだシノダ!シリーズ!富安さんおもしろい( ;∀;)児童向けなのでさくさく読めるし、内容もキツネとか竜とかわくわくする題材なので続きも読みたいなーというかんじ キツネ一族の力を受け継いで、子どもたちが時の目とか風の目とか特殊能力持ってるのすごいすき

  • 読むなら小学校4年生ぐらいがベストかな。もちろん「ぼくらシリーズ」とか「ずっこけ」とか「マジックツリー」とかを楽々読めてしまう子どもであれば、2年生でも3年生でも大丈夫でしょう。でてくる言葉も、子どもたちの日常やゲームの中で頻繁に使われているレベルのものなので、すんなり理解できると思います。
    竜が、しゃべったりなんだりするのかと思いきや、基本、会話のメインは信田家の人間とキツネの親戚です。なかなかアクの強いキャラクターが揃っていて、それぞれの動きを楽しみながら読めます。最初の方に長い説明はないので、いきなりこの世界観に飛び込まなければならないので、ファンタジーに慣れていない人にはちょっと戸惑いがあるかもしれませんが、順々にさりげない説明が入るので、種明かしを楽しみに読んでもらうといいかと思います。
    ※シノダ!シリーズは、これが1巻目です。前作と思われがちな「キツネ山の夏休み」は、登場人物も場所も違う別の作品です。「キツネ山~」では主人公には何の能力もありませんし、変な親戚はでてきません(笑。こちらはこちらで、1冊完結で楽しめます。

  • 読むなら小学校4年生ぐらいがベストかな。もちろん「ぼくらシリーズ」とか「ずっこけ」とか「マジックツリー」とかを楽々読めてしまう子どもであれば、2年生でも3年生でも大丈夫でしょう。でてくる言葉も、子どもたちの日常やゲームの中で頻繁に使われているレベルのものなので、すんなり理解できると思います。
    竜が、しゃべったりなんだりするのかと思いきや、基本、会話のメインは信田家の人間とキツネの親戚です。なかなかアクの強いキャラクターが揃っていて、それぞれの動きを楽しみながら読めます。最初の方に長い説明はないので、いきなりこの世界観に飛び込まなければならないので、ファンタジーに慣れていない人にはちょっと戸惑いがあるかもしれませんが、順々にさりげない説明が入るので、種明かしを楽しみに読んでもらうといいかと思います。
    ※シノダ!シリーズは、これが1巻目です。前作と思われがちな「キツネ山の夏休み」は、登場人物も場所も違う別の作品です。「キツネ山〜」では主人公には何の能力もありませんし、変な親戚はでてきません(笑。こちらはこちらで、1冊完結で楽しめます。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富安陽子の作品

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