シノダ!チビ竜と魔法の実

著者 : 富安陽子

• 偕成社 (2003年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[蜻蛉さんの感想 · 2011年9月6日]

きつねの母親と人間の父親、そしてその子ども達の災い？に満ちた日々の物語。

こうゆう設定のお話は好みです。

[あゆみさんの感想 · 2011年7月21日]

キツネ山の夏休みを読み終わったついでに、同じ作者の同じキツネもの、ということで読んでみる。
「しのだづま」もの。挿絵がかわいい。
ほんとはキツネのお母さんがパワフルでポジティブ。
小学生の時に読みたかった。

[kasaさんの感想 · 2011年5月27日]

軽やかで楽しく、読みやすかったです。とても前向きで明るくてきらきらしている。それがわざとらしくなくて、すうっと晴れ渡った気持ちになれる本でした。

ママが「いつも光のほうを見つめるようにすれば、影なんてちっともこわくないのよ」という場面が、本当に軽やか。頭の上にかかっていたどんよりした雲が晴れて青空が広がったみたいな気持ちになります。

[ゆづるはさんの感想 · 2011年4月10日]

狐の母と人間の父、その間に生まれた子供たちが主役。狐一族はなかなか個性豊か。竜の出てくる話は多いので、類型的な話かと思ったが、おもしろかった。

[miyu918さんの感想 · 2010年11月7日]

　信田（しのだ）家の秘密、それはママの正体がキツネだということ！3人の子どもたち（ユイ、タクミ、モエ）は、人間のパパとキツネのママ、両方の血をひいている。夏のはじめのある夜、信田家のお風呂場に小さな青い竜が迷いこんできて・・・。

[cocoro-heartさんの感想 · 2010年9月23日]

人間のパパときつねのママとこどもたちの話。
竜をそだてることになって、大変なことになった。

[ひろさんの感想 · 2010年9月4日]

おや、この作家さん好きかもしれぬ。
ちょこっとした「神話」ネタが組み込まれてるのがいいね。シノダ家のパパとママが好きだ。

[ゆささんの感想 · 2010年7月20日]

ママが狐でパパが人間の、シノダ一家シリーズの１作目。毎日がてんやわんやの大騒ぎですが、どこかあったかいお話です。

[daiさんの感想 · 2010年4月26日]

作者の富安陽子が好きで読み始めた作品。普通に面白いです。
このシリーズで何冊か出ているけど、この第一作目が一番好き。

あと、作画を担当している大庭賢哉さんが描いた漫画も読んでみたい。

[enikkiさんの感想 · 2009年12月5日]

「『そりゃあ、たいへんだ。結婚式は教会であげることにしてたけど、こまったな。やっぱり神社にしたほうがいいんだろうね？』って、いったのよ」

著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』（あかね書房）で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ（偕成社）で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』（偕成社）で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』（偕成社）により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』（絵・松成真理子　偕成社）で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ　まゆのおはなし」シリーズ（絵・降矢なな　福音館書店）、「オニのサラリーマン」シリーズ（絵・大島妙子　福音館書店）などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」