シノダ!チビ竜と魔法の実

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440108

感想・レビュー・書評

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  • 人間のおとうさんと狐のおかあさんの間に生まれた3人の子どもたち。
    おかあさんのおじいちゃんは時代劇が大好きでTVを観るためよく狐姿で遊びに来る。
    一族の鼻つまみ者のおじさんはいつも厄介ごとを持ち込んでくる。
    変身好きなおばさんは学校に潜入してきて信田家は今日も大変!

    ドタバタしてほんわかできるファミリーコメディです。
    「おとうさんは裸子植物と被子植物の違いぐらい、人間の区別がついているんだろうか・・・」
    と案じる心配性のマイちゃんに長女気質の苦労を見る思いです
    保育園に通うモエちゃんが可愛い。
    ジブリで映画化しないかなぁ。

  • 久々に面白い児童書を発見〜!人間のパパとキツネのママの間に生まれた、3人の子供たち。母方の親戚のおかげで様々なトラブルに見舞われつつも、とても仲良く元気な信田一家なのでありました。現代的で明るいのがいいね。

  • 4月22日6年1組で読み聞かせ
    ちょっと10分ではキリのいいところまで読めずに焦りました。

    富安陽子さんの図書室にあるほかの本も5冊ほど紹介。
    シノダは後3冊出ているので(うちにはあるが)学校でも買って欲しい本です。

  • 父は人間、母は狐の信田家のドタバタストーリーです。

  • 2007/05

  • 父は植物学者の人間、母は普段正体を隠している狐の間に生まれた子ども3人。それだけでも普通ではないというのに、ある日竜の子どもが迷い込んできて──。個性的なキャラクターたちが生き生きと動き回る作品です。

  • チビ竜が変なおじさんの木の実を食べて大きな竜になったところがおもしろかった。

  • シノダ!のシリーズ第一巻。お母さんがキツネの一族、お父さんはマイペースのんびりやな人間、そこに三人の子ども達、厄介事を持ち込む親戚のキツネのおじさん…信田家のどたばたなお話。面白い!(第二巻は「樹のことばと石の封印」)

  • 子どもが、図書館で何度も継続的に借りて、やっと読破した本です。でも、とても面白かったらしく、このシリーズの他の本も読みたいと言ってました。

  • 子供のころから大好きな富安さんの作品。こうゆう家族っていいなって思っちゃう。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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