- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036440108
感想・レビュー・書評
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職場の校長先生がブックトーク?で紹介した本らしく、読んでみた。
う〜ん。面白いけど、そこまで推すほどか?って感じました。
何よりも残念なのは、前作を読んでないと人物の関係性や、設定が全くわからない状態っていうこと。
ファンタジーにおいて、それはないだろうって感じでした。
調べてみても、前作はないっぽいし。
今回、ブクログに登録して、初めて前作か?っていう感じの本を見つけましたが、シリーズ可するなら、ちゃんと紹介しないと。
詰めがあまいなと感じました。
読むなら前作から読んだ方が絶対楽しめると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パパは人間、ママはキツネ!子供は3人。子供たちは謎の力を受け継いでいる。そんな家庭に、竜の赤ちゃんが迷い込む。風呂場で飼って最後にあらしの夜に空へ。その間、いろいろな災難がふってくる。ちょっと、謎解きもあって富安陽子おもしろい。
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不思議な世界が普通の事のように描かれているのが不思議
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信田家の三きょうだいユイ、タクミ、モエには、絶対に人には知られてはならない
秘密がある。
それは、お母さんの正体がキツネだということ。
おじいちゃんは、いつもキツネの姿のままでテレビの時代劇を観にくるし、
ホギおばさん(キツネ)は、わざわざ不吉な予言を伝えに来るし、夜叉丸おじさん
(もちろんキツネ)ときたら、騒ぎをひきおこす張本人。
ある夜、おじいちゃんがテレビを観に来た時に、竜の子どもを連れて来ちゃった。
竜の子はお風呂場で、湯気から雲の巣を作って満足気。
みんなで追い出そうとしたけど、居心地がいいらしくて全然出て行かない。
しかも、竜の子はユイたちになついちゃって、ペットにしたくなるほどかわいく
思えてきた。
竜の子は空に棲む雲竜の子どもで、ぐんぐん大きくなって、空をおおうほどの
雲を作るらしい。
いつまでもお風呂場には、いられないのだ。
ある日、ユイが学校から帰ると夜叉おじさんが来ていて、タクミと何か悪だくみを
しているようすだった。
これが、二つ目の災難になるとは知らずに・・・。
案の定、その夜、タクミはおかしな行動をとったのだ。 -
富安さんのお話は好きなんだけど、何となく読んでなかった本。
面白く、あっと言う間に読めました。
シリーズになっているので、キツネ族の血をひく3兄弟のお話、続けて読みたいです。 -
小学生向き。
楽しめると思います。 -
信田一家は一見ごく普通の家族。しかしママの正体はキツネで、3人の子どもたちはキツネのハーフでそれぞれ不思議な能力を持っている。周りの人たちには絶対秘密だけど、母方のキツネ一族達はお構いなしにうちにやってくる。そしていつも厄介ごとを持ち込んでくる。今回は、鬼丸おじいちゃんが連れてきた小さな竜が家のお風呂場に住み着いてしまった!
あとがきより、大阪阿倍野を舞台にした信田妻をモチーフにしているということで親近感がぐっとアップ。
お話も展開が良くて、割と字が小さくて分厚い本だけどサクサク読めました。シリーズ続いてます。 -
人間のパパと狐のママ。そして、人間とキツネのハーフな三人の子供達。とてもアットホームで災いに満ちたシノダ一家は、おじいちゃん(母方の!つまりキツネの)が連れてきたチビ竜をお風呂で飼う(住み着かれる?)はめに。しかし、本当の災いはこれだけじゃなかった…。
挿絵と文章が見事にピッタリでとても素敵な本に仕上がっています。
児童書だけど、ちょっと字は小さ目。ぎっしりな文章だけど、大丈夫!グイグイ読めますよ。