ごんぎつね (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社
4.13
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感想 : 187
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039632708

感想・レビュー・書評

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  • ふわりとした絵柄が、物悲しさを醸し出してる絵本。

  • 明朝体のごんぎつねで泣ける、というあるツイートを読み再読。
    ごんぎつねのツンデレにうるっとする。狐って猫みたいな正確なのかな。

  • 新美 南吉 (著), 黒井 健 (イラスト)

  • 14分

  • 兵十とごんの切ないお話

  • 小学校の頃の教科書に載っていたことを記憶しているし、演劇団みたいなのが来て、情操教育として体育館で体操座りして、演劇を見た記憶もあるのに、内容は全然覚えてなかった。読み終わってみて、「あーこんなだった」と感じ懐かしい。小学生のころ、勧善懲悪だけでない新たなスタイルを感じた、新鮮味を思い出した。

  • 小学四年生の教科書

  • ・いたずらなすきなごんは、兵十からうなぎをうばいました。でも、そのうなぎは、兵十のお母さんがほしかったものだったのかもしれない。そして、そのお母さんは死んでしまった。ごんは、ずっとつぐないをしていたが、兵十にかんちがいされ、ひなわじゅうでうたれてしまった。
    ・この本を読めば、人を思う心がつくと思います。あと、自分が悪いことをしたら、自分にその分がかえってくることがわかります。

  • 切ないですよね、この作品は本当に他とは違った静けさがあるような気がします。淡々としているようで、誰かの胸に訴えかけてくるような言葉たち。
    そして、絵もまた狡い。寂しいような、儚いような、でも優しいような...
    この本を手にしたとき、欲しくて欲しくて、しつこく母にせがんだことを今でも覚えています(笑)
    幼いながら、この作品の不思議な魅力に引き込まれたのでしょうか?
    なんにせよ、この物語が今でも私の大切な物語であることは変わりません。
    この作品が私の心の奥深いところで存在するように、また誰かの記憶の中できらめいていればいいなと思います。

  • [ 内容 ]
    兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心から奪ってしまったごんは、つぐないに栗や松茸を届けるのですが…。
    新美南吉の傑作短編「ごんぎつね」を、黒井健が日本画のタッチで描いた心にしみる美しい絵本。
    小学中級から。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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