- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039632708
感想・レビュー・書評
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ふわりとした絵柄が、物悲しさを醸し出してる絵本。
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明朝体のごんぎつねで泣ける、というあるツイートを読み再読。
ごんぎつねのツンデレにうるっとする。狐って猫みたいな正確なのかな。 -
新美 南吉 (著), 黒井 健 (イラスト)
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14分
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兵十とごんの切ないお話
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小学校の頃の教科書に載っていたことを記憶しているし、演劇団みたいなのが来て、情操教育として体育館で体操座りして、演劇を見た記憶もあるのに、内容は全然覚えてなかった。読み終わってみて、「あーこんなだった」と感じ懐かしい。小学生のころ、勧善懲悪だけでない新たなスタイルを感じた、新鮮味を思い出した。
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小学四年生の教科書
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・いたずらなすきなごんは、兵十からうなぎをうばいました。でも、そのうなぎは、兵十のお母さんがほしかったものだったのかもしれない。そして、そのお母さんは死んでしまった。ごんは、ずっとつぐないをしていたが、兵十にかんちがいされ、ひなわじゅうでうたれてしまった。
・この本を読めば、人を思う心がつくと思います。あと、自分が悪いことをしたら、自分にその分がかえってくることがわかります。 -
切ないですよね、この作品は本当に他とは違った静けさがあるような気がします。淡々としているようで、誰かの胸に訴えかけてくるような言葉たち。
そして、絵もまた狡い。寂しいような、儚いような、でも優しいような...
この本を手にしたとき、欲しくて欲しくて、しつこく母にせがんだことを今でも覚えています(笑)
幼いながら、この作品の不思議な魅力に引き込まれたのでしょうか?
なんにせよ、この物語が今でも私の大切な物語であることは変わりません。
この作品が私の心の奥深いところで存在するように、また誰かの記憶の中できらめいていればいいなと思います。