- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001776
感想・レビュー・書評
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また買ってしまった粘膜シリーズ。
もう飴村行はやめると決めたのに、「粘膜-」と聞くと
体が反応してしまいます。
今回は短編集で、「あれ、どっかでこの名前聞いたような、はて?」
と過去の作品を読んでいるファンを楽しませてくれます。
(ファンて・・・笑)
いつまで粘膜するんだと思わせる反面、次は何だ!?と
期待させられる今日この頃なのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「粘膜」シリーズはこの本が初めて。最初はどうしようかと思ったが後半はまあこんなもんかという感じ。体中が痛くなりそうなシチュエーションばっかりだけど、最初が衝撃的だったので慣れた。前作もこんな感じならもうごちそうさまか。
やはりホラーは肉体的な苦痛ではなく、精神的な苦痛がより恐怖感を感じます。 -
粘膜シリーズ短編集。ぐちゃぐちゃどろどろのえげつないホラーです。「粘膜人間」「粘膜蜥蜴」「粘膜兄弟」との繋がりがいろいろ出てきたりしますが、こちらを読んでから他の作品を読んでみるのもいいかもしれません。
お気に入りは「石榴」。一番グロテスクさは少ない作品だと思いますが。心理的なえげつなさは一番強い作品でもあります。とんでもないなあ。
インパクトが一番大きかったのは「極光」。あの作品のあの人がこんなところにー!って驚きもありましたが。なんといっても凄まじいのは「潜孔」。恐ろしすぎます。こんな目に遭うくらいなら死んだほうがマシだ。 -
帯に「猛毒ミステリ・ホラー」と書かれているが、猛毒さを描くためにミステリやホラーの手法を使用しているような印象であります。
過去の粘膜シリーズと同じ世界観ですが、しかし全く飽きない圧倒的な気持ち悪さ。人体破壊なグロい描写も然ることながら、肉食のムカデを鼻に入れる拷問とか、もうたまらない気持ち悪さにゾクゾクきます。 -
待ってました粘膜シリーズ新刊。やはり面白い。
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「粘膜シリーズ」の4作目で、5つの短編が収められています。
1話目の『鉄血』から、「あ!」と驚かされます。
この人は…あの人ですよね?
他にも、いかにも粘膜!な話が続き、4話目の『極光』では、『粘膜人間』のアノ二人が登場します。
そして更に、アノ老人までもが現れ、不思議な対決?が。
やはりこの人、最強ですね。
5話目の『凱旋』は、1話目の後日譚で、『粘膜人間』の少し前、の設定のようです。
どの話も、凄く面白くて、一気に読み終えてしまいました。
でも、一番好きなのは、『石榴』かな…。