かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

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著者 : 万城目学
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006870

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 猫又が出てきたあたりから、万城目ワールドにググッと引き込まれます。ホルモーもトヨトミもあをによしも万城目作品はグッと心の温まる幸せ印の作品が多くて読んでいて安心です。九朔はちょっと違ったかな…
    田舎町のそこらへんにいっぱいいる野良猫や野良犬にも、実はこんなロマンスがあるんじゃないかな。なんてありそうも無いことを考えてしまいました。
    ところでマドレーヌは、帰ってきたのでしょうかね?気になりますね〜



    KOZO nakasima

  • 何気なく読み始めたら…やはり万城目学。
    かのこちゃんとすずちゃん、クラスメイトのやり取りに笑ってしまう。
    それなのに後半に来てとてつもない切なさにおそわれる。
    素敵な本です。

  • 「こやつはできる」

    かのこちゃん、すずちゃんの
    言葉だったり行動が面白い。

  • まやかしあやかし

  • 【図書館】元気な小学1年生の女の子「かのこちゃん」とねこのマドレーヌ夫人のきらきらした日々。かのこちゃんの名付け親はあの鹿っぽかったり、マドレーヌ夫人の旦那さんはいぬの玄三郎だったり、かわいいながらもしっかりと万城目作品だった。刎頚の友すずちゃんとのござるござる始めとするやりとりににこにこしてしまう。いろいろなお別れは切ないな。

  • タイトルから甘くふわふわしたお話を想像していたけれど、その触感が微妙に違ってた。

    そのおおもとが、かなこちゃん。
    素直でかわいいだけじゃない。愉快な上に頼もしい。
    なんだかピタゴラスイッチをゆるゆると転がる、パステルピンクのゴム玉のようである。

    いろんなエピソ―ド、もっと読んでみたくなった。
    ポコンと知恵が啓かれたかなこちゃん。これからどんな成長していくのかおおいに楽しみである。

    マドレーヌ夫人の話は別立て(スピンオフ?)でもいいように思ったのだけど。
    もちろん、かのこちゃんとはふんけーで。

  • 小学1年生の女の子かのこちゃん、ホルモーの時とは印象が少し違ってそれがまた、読者を引き付けます。小学生や犬や猫をとおしてみせる万城目世界を堪能あれ!! Y

  • 【読書感想】「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目学

    かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げ込んできて・・・。
    元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。(作品紹介より引用)

    鹿男やプリンセストヨトミでお馴染み、万城目学さんの作品です。
    鹿男もプリンセストヨトミも長いですし、比較的スケールの大きな話ですが、このお話はとてもスケールの小さい、平凡な、普通の生活のなかにあるちょっと不思議なお話です。

    作品紹介にもあるように、キラキラしてて、そして胸に残る余韻がほんとに素晴らしいです。
    じーーん、ときました。
    これは短いし面白いし読後感もいいしおすすめです。
    万城目作品にハズレなし。

    小学1年生のかのこちゃんがとにかくかわいい。
    言葉の響きが気に入った、という理由で「いかんせん」とか「たまさか」とかとても小学生は知らないような難しいことばを知っていたりする不思議ちゃんではあるんですけど、
    素朴で一生懸命で優しくて本当にほっこりします。

    そして、マドレーヌ夫人(猫)と玄三郎(犬)の穏やかであたたかで慈愛に満ちたやり取りが、これまた素晴らしい。
    いいなぁ。あたたかいなぁ。

    この作品は語るより静かに余韻を楽しむ、そんな作品だと思います。

    私が一番嬉しくてニヤニヤしたのは、かのこちゃんの名前の由来のところです。

    優しい気持ちになれる、とってもおすすめの一冊です。

  • 前から一回読んでみたかった本。
    軽い気持ちで読んだが、なかなか面白くてイイ話で、女の子のキャラがサイコーだった。

  • かのこちゃんとすずちゃんのお茶会での「ござる言葉」のやり取りに思わず吹き出してしまった。マドレーヌ夫人と玄三郎も、お互い言葉に出さなくても信頼しているであろう関係が良かった。ユーモアがあり、とても真っ直ぐな性格のかのこちゃんには、その気持ちを忘れずに成長して欲しい。何でもない日常のようで、とても不思議な世界観で、心の温まる作品でした。

  • 小学1年生のかのこちゃんの日常と、猫のマドレーヌを中心に描かれたお話。児童文学風だと思ったが、マドレーヌの目線からの話は大人の人間の話のようだった。動物と子供は大人とは違う純粋さがあることを再認識した。

  • 猫舌 知恵が啓かれた 親指という栓が抜けた 白い斑点 鹿の子模様 刎頚の友 言葉を知ると、新たな世界が照らし出される。 涼やか 野点のだて いかんせん=残念ながら 茶柱 悄気返って 隣家 無粋な咆哮 不承不承 祝着至極 ゲリラ豪雨 アカトラ マドレーヌ 四方山話に話を咲かせた 玄三郎 嘆息した 猫=寝子 相手の気持ちを斟酌する 和三盆 古代エジプトでは猫舌が神として崇められていた。それを知ったペルシア軍は、最前列の兵に猫を抱かせ、盾代わりにしてエジプトを攻めたてた。 感に堪えない 褒め称えた 三鷹 アキレス腱断裂 王様のブランチ 荒唐無稽な妄想ストーリー 旺盛な探究心と好奇心 かくありなん 物憂げに 先達 この平々凡々たる物語に風格を与えている 八面六臂の大活躍 日常の中に秘められたワンダーを描いた物語 種を超えた愛情物語 乳歯が抜ける 紡ぎだしてくる

  • 不覚にも泣いてしまいました。最初はこの作品ってその後の「鹿男」かなーと、軽い気持ちでかのこちゃんの茶柱エピソードに笑ったりしてたのに。全くの不意打ちでホロリとさせられました。
    春は出会いと別れの季節っていうけど出会いのわくわく感も別れの淋しさもすぐに日常に変わる。でも夏の終わりの別れほどもの悲しいことはないですね。木の葉が赤くなって地に落ちる季節が近づいてきて、親しい人がするりと手の届かないところへ行ってしまう悲しさは余計に引きずられるなぁ。9月はかのこちゃんにとってお別れの月になってしまったという一文がなんともいえなかったです。出会いと別れを繰り返して人は成長するのかなぁとありきたりなことを考えてしまいました。
    キラキラとした瑞々しい作品でした。久しぶりに面白い作品とかじゃなくて、素敵な作品といえる物語に出会いました。

  • ただの万城目学ファンです(笑)

    いつもはもっとなんだかんだ壮大な感じになっていくような気がするのですが、この話はほのぼのした感じで面白かったです。

    かのこちゃんとマドレーヌ、2人の関係が出会いや別れについてのんびりほのぼのと教えてくれた気がします。

    いつもとは雰囲気が違うなと感じながらも、やはり万城目ワールド全開だったような気もします(笑)

  • お久しぶりに万城目さん。
    万城目さんっぽくない表紙だなーっと
    思いつつ購入しました。

    これが。
    とっても読みやすく、面白かった。

    私の中で
    万城目さんの本は
    想像力と読解力が必要な分類で

    まだまだ、短絡的な息子達には早いと思ってたんだけど。
    これはオススメしてみようかな(⑉°з°)-♡

  • 素敵な話だった!

    小学生の目線はリアルなのに、ファンタジー部分が全然邪魔にならない!世界観がすばらしい!
    猫又の冒険部分はわくわくして最後はほろり。

    色んなさよならを経験して子供は成長していくのね。

  • 女の子向けだと高を括り軽い気持ちで読み始めたのだ、が、女の子向けであることはその通りながら、オトナ、で、おっさんが読むにも十二分に耐える内容と筆致。
    小学1年生の女の子の感性が瑞々しく描かれ、読んでいるとこちらの背が縮み視点が低くなって、世界の何もかもが楽しく目に映るような清々しい気持ちになる。
    万城目学ってこんなにも巧かったんだっけと再認識。気がつかなくてすみません。
    特に夏祭りの夢見ているような幻想的なシーンはここまで読んで来た万城目作品の中でもナンバー1に推したい良場面。
    このタイミング(晩夏)に過ぎ去る季節と別れの物語に小説の設定と同じ 夏の終わりに出逢えた偶然に感謝。

  • (久しぶりに)あーおもしろかった!という気分で読了。
    ルビをふったら小学生でも楽しめるのかなあ、と思いましたが。。。

  • 小学校に入学したばかりのかのこちゃんと、飼い犬の玄三郎と夫婦になった猫のマドレーヌ。小学生らしいかのこちゃんの思考や言動、猫の視点が面白かった。かのこちゃんとすずちゃんの無邪気な交流、マドレーヌと玄三郎の信頼ある温かな関係。上品なマドレーヌのとんでもない冒険譚。薄い本だが充実の内容。終盤はちょっとホロっときたり。退屈せず楽しめた。

  • とっても面白かった。
    元気いっぱいの小学1年生かのこちゃんと、上品な猫のマドレーヌ夫人。
    両者はこんなに違うのに、どちらも賢く優しくて、彼らの生活を見守るのは心地よかった。
    かのこちゃんの友達すずちゃんや両親、犬の玄三郎、朝の集会に集まる猫の面々など、周りの登場人物(登場動物?)たちも魅力的で、ほんとうに素敵な世界観だった。
    そして、リアリティーとファンタジーのバランスがよく、互いに邪魔し合わずに成り立っているところも素晴らしかった。

  • ほっこり面白かった。
    「これは――あるオスの老犬と、あるメスの猫と、ある人間の女の子のお話」
    優しい、優しい、お話。
    「茶柱」「ござる茶会」「自由研究」まだまだ他にも、小学1年生の天真爛漫なかのこちゃんのエピソードはとても微笑ましい。
    マドレーヌ夫人と玄三郎の穏やかな夫婦愛にも頬が緩んでしまう。
    ハラハラする冒険談もあり、悲しいけど前向きなお別れもあり、夏休みのこの時期にはぴったりの一冊でした。

  • 猫と人間の不思議な関係がおもしろかった。猫目線で物事を捉えていて猫の身軽さが表現されていた。軽く読めた。

  • 柔らかな日差しの中にいるような、あたたかな作品。
    主人公は、小学生になりたての、かのこちゃん。そして、かのこちゃんちの飼犬の奥さん、マドレーヌ夫人。
    ちょっと不思議な体験や、ちょっと大人な体験をしながら成長していくかのこちゃんが、微笑ましいお話です。

  • 猫からの視点、少女からの視点が上手く交わり、特に何かあったわけではないのだが、日常の中にほんのちょっとの不思議さ、滑稽さが付加された話だった。とても面白かった。

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)の作品紹介

第143回直木賞候補作品
かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて…。

元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。

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