- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007198
作品紹介・あらすじ
流され体質の裕の席は「涼宮ハルヒ」のキョンと同じ位置。しかしハルヒが座るはずの席はずっと空席のまま。ある日声優への道を歩み始めた幼馴染カスガを送った裕は、偶然出会ったアニメ脚本家マコトに食事に誘われ?
感想・レビュー・書評
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単発の話かと思っていたが気になる終わり方で2巻へと続いた笑
話としては面白かったが涼宮ハルヒとはあまり関係性がなさそう…かな?笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットで話題になってたタイトルを図書館で見かけたので。
作者名に聞き覚えあるなぁと読み終わってから調べたら、ルームナンバーの人じゃないですかぁやだぁ。
ルームナンバーを基準にすると男女関係がおとなしい気がす……げふんへふん。
個人的には主人公のアレルギーの理由が知りたい。
納得できる理由がこの先用意されてるのか期待。 -
ごく普通の人だってハルヒが居なくても超能力者や未来人や宇宙人が居なくても掛け替えのない青春の一ページを送ることができる。なんて寓話かと思ったら、美少女攻略ゲームの主人公のようにタイプの異なる美女に囲まれる充分普通じゃない主人公が主役でした。
けれど展開はハーレム一辺倒の作品じゃありません。一体どのように人物相関が変わって行くのか、とても気になります。
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学園モノがきらいな主人公はオタク系とはまったく縁がなかった。が、幼なじみからは声優を目指していると告白され、アニメの脚本家と知り合いになり、人気声優と友達になってしまう。ハルヒはほぼ関係ない。
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ただの人間には興味ないんだけど、おまえの周りの世界は、おまえが思うより少しだけオタクっぽいんだよ、というはなし。
事前情報ゼロで読んだので、二次元美少女に会えない悲哀を描いた作品かなーと思ったら違って、読み進めていくうちに「進め!!聖学電脳研究部」とか「以下略」みたいな話かなーと思ったらそれも違って、ハルヒ関係ないじゃんと思ったらやっぱり少しだけかすってて、最終的にホワイトアルバム2になった。
変な作品だなーこれ。
「冴えない彼女の育てかた」にもちょっと似てるんだけど、似たような題材を真逆のアプローチで描いてるというか。主人公とか周りのキャラがすげードライで、同じオタクネタを扱ってる冴えカノと真逆。でもなんか、じんわり面白い。
「瀬戸の花嫁のシリーズ脚本をした人」とか「ぺとぺとさんの主演をやった声優」がキャラとして登場するんだけど、これは作者さんの知り合いなのかしら。まんまと検索してしまったよ。
さらにさらに、自分が今書いてるやつにも少しだけかすってる題材なので、タイミング良く参考になって嬉しい。ラッキー。 -
タイトルで話題になった本書を流行から遅れて買ったわけだが、話題性とは関係なく面白かった。
涼宮ハルヒの有名台詞から始まってキョンを意識させるような一人称で物語は綴られる。筆者は書き慣れているか文体はつっかかることなく読み進められた。アニメ声優とオタクな人々が登場するが、変なコンプレックスや特徴づけがされておらず、そういう日常の人々なのだとさらりと読める。オタクな登場人物らが自然なのは、作者が業界人だからでもあるのだろう。幼なじみとの距離感もちょうどよく、男らしい女の子との付き合いもさらりとしてる。うん、まるでイラストのように淡泊で粘っこくないのだ。好感度はかなり高い。2巻も出ているとのことで是非読んでみたい。タイトルで話題性をもち読者の手に取らせ、内容で魅せる良い作品。おすすめできます。 -
筋書きは面白いんですが、結局「ハルヒ」はいたしなぁ……という意味で、期待はずれではありました。新井輝さんだから物語の面白さも十分あるので、これはこれで続きは楽しみですが、うーん。