心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.55
  • (51)
  • (129)
  • (163)
  • (21)
  • (4)
本棚登録 : 1731
感想 : 102
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009116

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 後藤刑事はいつも通り短気ででかい声。石井刑事の高校生時代は身につまされる。応援したくなる。後藤刑事は昔も今も変わらないんだろうなぁ。人の心の何と不思議な事か

  • 本屋さんで衝動的に購入。

    何年か前に舞台化されたお話を小説に…ということでしたが、八雲シリーズらしい仕上がりだと。テーマは「いじめ」…今の世相を反映してるなぁということも感じた。石井があんなどす黒い感情を腹に秘めているとは…ちょっと意外。でも、何とかその過去を振り切ろうとする石井がますます好きになった。

  • 読了。

  • 石井さんメインですが、華麗に解決するのはやはり八雲くんだった!
    事件を解決するまでのテンポが早く、2時間で読み切れました。
    2つの事件を解決していますのでおもしろかったです。

    以前、外伝で八雲くんの大学生前の話を読んでいないと、石井さんの気持ちがわかる八雲君ってのがわかりにくいかもしれない。
    あと、後藤さんがまだ刑事なので、時系列的に単行本の最新のものとはずれているところは注意ですね。

  • 相変わらずのテンポの良さでさくさく読めた。
    時間軸がいまいちわからなかった。

  • 2時間で読めてしまった。。。

  • 祝!!!
    登録アイテム数が500件となりました(笑)

    -----

    内容紹介
    神社の境内にある樹齢千年を越える木の前で、刺殺体が発見される。被害者は、高校時代に石井をいじめていた望月だった。この事件をきっかけに、過去と向き合うことになった石井。彼の隠された秘密とは…。

    内容(「BOOK」データベースより)
    神社の境内にある曰くつきの杉の前で、刺殺体が発見される。容疑者はすぐに見つかったものの、彼の供述と被害者の致命傷が一致しない。これは樹の呪いなのか…。真実を求め、もう一度現場に戻った後藤刑事は、そこで死者の魂を見ることができる大学生・斉藤八雲に会う。どうやら彼は、別件で神社を訪れていたらしい。奇妙に重なり合った2つの事件の先に見えるものとは…。大人気スピリチュアル・ミステリー、新シリーズ始動!

  • 新聞に連載されてて時々読んでました(ノv`*)そして文庫出たので一通り読みました(*´∀`)でもな〜石井メインの話か(# ̄3 ̄)八雲くんと晴香ちゃんのストーリーがまた読みたいな〜

  • 石井さんメインのお話。相変わらずこけてばっかり。。謎解きは、それありなのっ?!と思ってしまったけど、ありなのでしょう。やるせない想いが残る。今回のことを乗り越えた今後の石井さんに期待。

  • 赤い左目で死者の霊が見え、話すことができる八雲が主人公の
    シリーズなんだけど、これは外伝。
    とは言え、主役も八雲のままだし、物語の展開の仕方も同じ。
    単行本では9作目、文庫では8作目まで本編は進んでいるが、
    時系列としては、6作目以前のどこか。
    後藤もまだ刑事をやめていない頃のお話。

    元々は舞台用に書かれたものを小説として改稿したんだとか。
    八雲が晴香に出逢う前を描いた『SECRET FILES』と共に
    今後もシリーズ展開される模様。

    ということで、今回は両目が赤い父親との対決はお休み。
    で、その内容は。
    とある神社の木。その前で誓った約束を破ると呪われる。
    そんな言い伝えがある木の前では、カップルたちがよく
    愛を誓っているのだが、そこで殺人事件が。

    婚約者を殺された女性と野次馬の中に居てすぐに捕まった犯人の
    証言・供述が噛み合わず、また殺された婚約者と話した八雲に
    よると彼の証言もまた食い違っていた。

    そして、その事件を調べることになった後藤と石井だったが、
    石井は被害者と同級生であり、思い出したくない過去と
    向きあわなければならない事態に。


    ふむ、なかなか面白かった。事件の謎は全く分からなかったけど。
    本編で石井がふと頼もしくなったなと思ったことがあったんだが、
    きっとこの事件を乗り越えたからなんだろうね。
    石井のひ弱さ、優しさ、自信の無さ。
    その原点を知ることができてよかったな。
    本編で描ききれなかった部分を掬っていくこのシリーズに
    今後も期待だな。

全102件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神永学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×