最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033722

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4弾。今回は、海里のお兄さんの高校時代の親友にまつわるお話。

    前作で和解した海里とお兄さんが、更にいい感じになってきた。全然似ていない兄弟だけど、不器用な優しさは共通してて微笑ましい。

    今回はマフラーの幽霊が登場(実際にはマフラーを編もうとしてた女性の幽霊だけど)。なんでもアリになってきたけど、全体的にじんわりいい話なので良しとしよう。
    そして今作の地元ネタは、元町のOrgan!長らく行ってないけど、久しぶりに行ってみたくなった。毎回どこが出てくるのか楽しみ。

  • 面白かったけど、そっち系に進む話なんだろうか。
    それはそれで好きだけども。

  • このシリーズも好き。てか、椹野さんが好き。私的にハズレがない。これは、字が大きくて年寄りにも嬉しい(笑)新キャラ登場でますます続きが楽しみ。早く続きが読みたいな。

  • 警察署と教会にはさまれた…という定食屋のビジュアルを想像すると、やっぱり笑ってしまう。
    今回も、楽しく読めました。
    シリーズ物は間が空くと、設定や以前のエピソードを忘れてしまうことも多いのですが、冒頭のちょっとした説明が、いい感じに記憶を引き出してくれる。

    主人公が、お兄さんとどんどん過去の溝を埋めて行く描写が良かったです。

    刑事さんはそっちか。
    私も途中からなんとなくわかりましたけどね。
    いろいろ並行して誤解がとけて、よい話でした。
    夏神さんにはまだ何かありそうですね。

  • シリーズも長くなって、皆が成長して人間関係もしっかりしてきたので、安心して楽しめる。
    美味しそうかつ、あたたかい物語も変わらず、読後感が良くて気持ちいいです。

  • あらすじ(背表紙より)
    兵庫県芦屋市。警察署と教会の間にある小さな店、それが夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の五十嵐海里は、料理人見習いとしてここに居場所を見つけた。不仲だった兄・一憲との関係も修復中のある日、突然一憲が店を訪れる。しかし海里は、一憲の親友だという刑事・涼彦を見て絶句する。なんと涼彦には、「マフラーの幽霊」が巻き付いていた。謎のマフラーの理由とは?泣いて笑って心が軽くなる、お料理青春小説。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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