ふたりの文化祭

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 190
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038130

感想・レビュー・書評

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  • 「ぼくの嘘」と繋がる世界で図書委員の女子とバスケ部の男子のお話。ぼくの嘘の登場人物も登場してたのしい。
    同じシリーズで「わたしの恋人」てのもあるみたい。読んでみよう。

  • 思ってた内容と結構違ってびっくり!
    タイプの違う男女の視点で話が進み、それぞれ共感できる部分がありました
    ただ後半が急展開すぎてえっ?と思っているうちに終わってしまってちょっと置いてけぼり感
    伏線かと思っていたことが回収されないままだったのも仕様なのかな…?

  • 軽く読める
    家庭環境や出てくる言葉がイマドキイマドキ
    高校生のリアル

    ビブリオバトルがよかった
    ふたりはいつも読みたくなる

  • イケメンと図書委員の恋愛話だと思ったら、ほんわかとする作品で読んでいて楽しかったです。
    ほろ苦く、でも爽やかな香り。この方の他の本も気になりました。
    あとは美少女である結城あおいのキャラクターがミステリアスで気になったのですが、まさかの連載作品の3作品目で驚きました。図書館で借りたのに肝心の前作はなかったので購入しようかと。…探さねば。

  • 神高の文化祭では、誰が一番かっこいいかを決めるミスターコンテストが行われる。先輩の命で部活のためにコンテストに参加することになった九条潤。いっぽう、潤と同じクラスでお化け屋敷をやることになった図書委員八王子あやは、盛り上がりについていけずにいた。

    ふたりの、といっても別に二人がどうこうなるわけではなく、お互いに影響受けながらそれぞれの文化祭を過ごすという話。てっきりふたりがくっつくものだと思って読んでいたので肩透かしをくらった感じだけど、そう思って読めばそれなりに青春小説として面白かったのだろう。しかしシリーズものとは思わなかった。二人以外の登場人物が重要なわりに描写がうすくて誰にも共感しずらかったのだけど、彼女たちの話は別のところでやっていたのか……帯にちょこっと書いていてくれるとありがたかったのだけど。

  • 良かったです、めっちゃ青春です、八王寺さんのビブリオバトル感動、最後のハイタッチ!青春です。

  • 高校の文化祭を舞台とした青春小説。対照的にも思える男子生徒と女子生徒をメインに描いてあるけれど、どこかしら誰にでもふと思い入れを持つ部分はあるんじゃないのかなあ。ちょっと苦々しく、そして暖かく微笑ましい物語です。
    個人的にはやはり本好きなもので、本に関する話題がいろいろ出てくるのが楽しいところ。そしてあの物語、たしかに知ってる! 続きがあったのは知りませんでした。なるほど、読みたくなっちゃうぞ。

  • とくに…なし。

  • イケメンでスポーツ万能、バスケ部で活躍する好感度の高い九條潤
    運動音痴でクラスの主流からは距離をおく図書委員の八王寺あや

    入学した高校の文化祭をめぐる自分の立ち位置、友人関係、恋心...
    『わたしの恋人』の著者が青春の悩みをさわやかに描く

  • 面出しで、帯に 図書委員vs.バスケ部 って書いてあって、思わず手に取ってしまった。
    なんだか覚えのある気持ちが描かれていたり、でも、高校生ころこんなにしっかり自分の気持ちを把握出来てなかったよなーなんて思ったり。今、高校生になって高校生の気持ちで読んでみたかったな。
    主人公2人以外の存在感も結構あった(特にあおいちゃん)ので、別の子を主人公にして続編とかあったら読んでみたい。
    ちょこちょこ、主人公の八王寺さんの好きな本が出てくるので、それも楽しめました。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。2004年、第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『ねこまた妖怪伝』でデビュー。児童文学のほか、ミステリーや恋愛小説も執筆する。著書に、「2013年 文庫大賞」(啓文堂大賞 文庫部門)となった『ハルさん』、『初恋料理教室』『おなじ世界のどこかで』『淀川八景』『しあわせなハリネズミ』『涙をなくした君に』、『きみの傷跡』に連なる青春シリーズの『わたしの恋人』『ぼくの嘘』『ふたりの文化祭』などがある。

「2023年 『初恋写真』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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