最後の証人 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 294
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066584

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。内容も良い。
    途中でオチがわかったよーな気がしましたが、確信が持てずに気になって、結果的に一気読みしました。
    次のシリーズも是非読みたいです。

  • 一気に読んだ。
    最初、ちょいちょい場面が変わるので、これはなんぞや?とおもっていたら。。。
    その伏線の回収方法がすごかった!!

    うすうす、一部は感じていたが、まさかな。。
    切ないな。。。

  • 裁判が題材の小説は苦手だったが、この作品は凄く読みやすかった。
    こいつ犯人だな〜という思い込みは怖いなって思った。

    最後は他殺と見せかけた自殺って事かな?
    自殺だけど他殺と見せかけて相手の罪を背負わせるって事かな?

    面白すぎて一気に読めた!

  • 7年前の小学生死亡交通事故
    が原因で起きる
    殺人事件の裁判の小説 
    出てくる弁護士や証人等が
    真っ直ぐで正義感が強く
    真の善人なのがよかった 
    小学生の事故での
    悔しさや無念さで
    いたたまれない気持ちになるが
    最後の裁判での結果にホッとした 
    悪い奴が裁かれるところ
    が気持ちよかった 
    読んだ後少し元気が出ます

  • 良かった〜
    最初から最後までほとんど一気読み!
    もしかして…そうなの〜⁈と思いながらも、最後はちゃんと納得して読了
    久しぶりにスッキリした読後感

  • 読み出して、ドラマの場面が浮かび
    あゝ、なんか知ってる
    と思うた。

    ミステリーとしても
    物語りとしても
    とても完成度が高く
    読み応えのある内容でした
    さすが

  • 最初に感じていた違和感が段々と解きほぐされていった展開に読む手も止まらない感じでした。最後の最後…なんとも切なかった。
    法と生きてる人間。紙面の物だけでは真実の裁きは導けない。

    シリーズの他の本も読んでみたくなった一冊でした。

  • やられました。そっちか。という率直な感想でした。確認できる事実から推定できる背景の内側を絞り込む主人公の緻密な確認が真実に届く過程はお見事である。その側近と対戦相手の気丈な女性が更には緊迫感を醸し出す環境も読者への緊張感をもたらせてくれる。終盤ある二人のうなずきは過ちを認め報いる覚悟を訴えるには十分すぎる仕草だった。

  • 登場人物が少ないので読みやすかった。
    作者のトリックが色々散りばめられてるかな。
    大筋の流れは予想付いたけど、タイトルの最後の証人は予想外だった。
    面白い

  • 不倫の縺れからの殺人事件かと思いきや、深く悲しい過去の話しであった。
    物語は、公判初日、二日目と進むのだが、話しの展開は過去と現在を行ったり来たりと時空に頭が反応し、冴えながら読むことができた。この先を期待するドキドキ感がたまらない。
    佐方もいい。それにしても、柚月裕子はいい男を描くのが本当に上手いな。

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚月裕子の作品

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