- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102978
感想・レビュー・書評
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冒頭から上巻の1/3くらいまで、映画やテレビドラマのようなスピード感。そこから、複数の視点から物語が展開、上巻の終盤で、少しずつ一つにまとまっていく。結末が楽しみ。
2005年3月、亜蓮という女の子に呼出されて深大寺駅前広場に来た18歳の繁藤修司、4人が殺された通り魔殺人事件に巻き込まれるも、かろうじて助かった。ほど近い共同トイレでクスリで死亡した犯人が発見されたが、それは身代わりだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
駅前広場で全く関係のない5人の男女が通り魔殺人事件に会うが、なぜ殺されたかが上巻で判明。
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2016.12.24 440ページの前半が終わるが長さを感じないスピード感。面白い。
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駅前でワクワクと待ち人を待っていたら、突然通り魔が現れた。あっという間に5人を殺傷し、逃亡した犯人はすぐ近くの公衆トイレで死亡しているのが発見される。平行して描かれる、乳児を襲ったメルトフェイス症候群、大企業への脅迫、政治家の保身と駆け引き。このページ数をこんなに夢中になって読んだのは久しぶりです。さすが脚本家という書き方で、場面が変わるたびに情景が映像となり読むスピードを超えるように目まぐるしく動きます。読み終わって、間髪入れずに下巻に手が伸び、勿論読み終わるまで止められませんでした。
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評価は5
内容紹介
白昼の駅前広場で多くの犠牲者を出した通り魔事件。その裏には社会を揺るがす恐るべき陰謀があった。ただひとり生き残った青年が、刑事と売文家の助けを借り、暗殺者に追われる逃亡生活の中、真相を追う。
次に何が起こるのぉ〜とドキドキしすぎて
つい手が止まるほどであった。
相馬、修司、鑓水。いいトリオだわ。下巻に続く。 -
登場人物が多い。相関図が欲しい。
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2018.5.7
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上巻のみ登録
通り魔に襲われて生き残った修司は、自宅で再び襲撃を受ける。なぜ自分が狙われる羽目に…?
修司の危機を救った刑事の相馬、その古い友人の鑓水、三人の男が事件の真相を追う…。
通り魔事件から幕が開き話は広がり大きくなってゆく。臨場感あふれるスピーディーな展開
キャラクターそれぞれの個性、デビュー作とは思えない読みやすさ。
最近読んだ中では一番のお気に入り。文句なしに面白かった! -
このぶっちぎりの面白さが下巻まで続くと思うと、もうワクワクが止まらない。