犯罪者 クリミナル 上

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.23
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本棚登録 : 603
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102978

感想・レビュー・書評

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  • 天上の葦を読んだ際、ページを繰る手が止まらず本の世界に没頭したので、他の作品も読んでみたくなった。
    鑓水、相馬、修司が事件を通して出会うところから描かれているので、天上の葦で知りたかった3人の関係性を知ることが出来て満足した。
    話はやはり社会派で、この日本が抱える政治、企業、ひいては社会全ての闇が網羅されている。
    折しも日本の戦後を支えた大企業の不正が報道され、財界と政界の癒着が囁かれている今、天上の葦も含めとてもタイムリーで刺さる作品だと思う。

  •  アマゾンのレビューを見ると評価が両極端ですね。面白かったですよ。巻き込まれてしまった三人の活躍っぷりがよかった。

     ちょっと詰め込みすぎの感はあります。

  • 久々のミステリーに頭を持っていかれている。なんせ登場人物がみんな何かしらの伏線を抱えているのだ。どんどん膨らんでいく伏線と意味がわからぬまま書き散らしていた人物像が重なる時、ようやく謎解きの時間が始まる。スピード感があって面白い。寝る間も惜しんで読みたくなる衝撃の上巻です。

  • 01/21/2018 読了。

    図書館から。

    相棒シリーズでお見掛けしていた名前。
    恥ずかしながら、作家さんしているとは最近まで知らなくて。

    そして、まあ面白い。
    人間性と社会性…、ミステリーと非常に絡み合っていて、
    早く下巻を借りねば。

    次の作品も、登場人物たちが出ているようなので、
    追ってかないと。

    修司のキャラクタ、とても好み。

  • 2017/12/24

  • 『相棒』の脚本家さん。小説デビュー。掴みがバツグンで最後まで読まざるをえない。下巻へ。

  • 評判に違わずおもしろいです!子どもが辛い目に合うのは苦しい。これ以上犠牲が出ないで欲しいけど無理かな…。すぐに下巻へ。

  • 読む順番が逆になってしまいましたが…
    やはり面白い〜
    続きを早く読みたいです。

  • 読む順番が違ってしまったので修司のイメージを訂正した。一気読み。

  • 7月-6。3.5点。
    白昼、通り魔に4人が殺害される。主人公はギリギリ殺害されず。その後もレラ割れる主人公。無関係の5人には何か繋がりがあるのか。
    はぐれ者の刑事、刑事の親友である元記者、主人公が組み真相を探る。

    シナリオライターの作者だけあって、さすがに読ませる。
    下巻も楽しみ。

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著者プロフィール

香川県生まれ。「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年、『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には第2作『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補になる。17年には上下巻の大作『天上の葦』を発表。高いエンターテインメント性に加え、国家によるメディア統制と権力への忖度の危険性を予見的に描き、大きな話題となった。

「2020年 『彼らは世界にはなればなれに立っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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