白と黒 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 755
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304136

感想・レビュー・書評

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  • 高度経済成長期、平和な生活を送っていたある団地に怪文書が出回る、しかも内容は団地に住む人々のプライバシーを暴露するものであった。面白い作品であるが、八つ墓村、獄門島などの雰囲気は薄れており少し寂しい。

  • 舞台が現代っぽくて読みやすいと思いました。

  • 金田一耕助

  • 中学生の時に読んだんで犯人は分かってたんだけど、詳細は全く記憶になく、また面白く読めた。やっぱり金田一耕助は長編が好き。

  • 団地内にばら撒かれる怪文書。
    プライバシーを暴露した陰険な内容に人々が驚愕している時、
    仕立て屋のマダムが団地内でコールタール付けの死体になった発見される。
    次々と起こる連続殺人事件。
    犯人は団地内に居るのか。


    横溝正史にしては珍しく、
    オドロオドロしさがありません。
    でも人間模様はドロドロです(笑)
    各家庭に問題があり、そこから見える心理描写が
    流石横溝正史な一冊でした☆

  • 横溝先生らしからぬ本書は団地で起こる殺人事件です。
    横溝先生の作品は人里離れた孤島を舞台にした話が多いですが、今回は全く逆の舞台ですね。
    異質ですがおもしろかったです。

  • 話が現代っぽくなってたw

  • 金田一耕助シリーズ

    日ノ出団地にまかれる怪文書。知り合いの緒方順子に頼まれ調査に乗り出し金田一。怪文書に騙され家を出た順子の夫・須藤達雄。「処女膜を調べよ」との怪文書にショックを受け自殺未遂を起こした京美。発見されたコールタールづけの死体。被害者はタンポポのマダム・片桐恒子。怪文書をめぐる団地の住人の怪しい動き。素性を隠していたマダムの正体。マダムを強請っていた伊丹。鴉を飼う管理人・根津。池の底から発見された達雄の遺体。マダムと政治家・一柳和雄との関係。マダムの愛人の正体。


     2009年2月19日購入

     2009年3月9日初読

     2011年2月18日読了

  • 肉欲の業の深さを知れる。

  • 2007/03/18

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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