三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2896
感想 : 229
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497814

感想・レビュー・書評

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  • 三毛猫ホームズの第一弾。要所要所で事件の鍵となる事をさりげなく?教えてくれるホームズが賢すぎて、可愛すぎる。それがまた、現実離れしすぎてないくらいのちょうど良い感じの伝え方が凄くいい。今回は女子大生連続殺人事件に学部長殺人事件、収賄、不正に立ち向かう。ちょっとした恋愛もあり、そして最後には驚きも待っていて、とても面白かった。
    独身の片山兄妹、今回は…とにかく、この先どんな幸せを掴むのか。頭が疲れないミステリー。シリーズを追いかけたい。

  • 時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血、アルコール、女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人のまわりには事件がいっぱい。三毛猫シリーズの記念すべき第一弾。

  • 赤川次郎作品を手にした最初の作品で、ハマりにハマった。
    笑い声がもれた推理小説はこれが初めて(笑)
    まさか推理小説で笑う日がくるとは夢にも思わなかった(苦笑)
    ユニークで笑える、でもしっかり謎もあり、推理あり、そして何より大好きな猫が目立っているとかどんだけ私を喜ばせるのか。
    人間より人間らしいホームズと、冴えないうえに色々情けないが憎めない片山の名コンビが好きすぎるっ!
    他のキャラクターも多彩で、魅力的。
    有名な作家さんなだけあって、読む手が止まらないのももちろん、どんどん次の作品が読みたくなる。

  • 結局、最後の最後まで作者に持ってかれたなという感じ。
    犯人かな⁇と思った登場人物達には次々と裏切られ、さらには次々と事件が起き、最後まで密室の謎は解けませんでした。
    ミステリーは読みづらいイメージがありましたが、この作品(作者)は全くそんなこともなく、むしろスルスルと内容が入ってくる。
    とにかく読みやすい!
    ミステリ初心者にもお勧めできそう。
    ですが内容は売春、汚職、殺人となかなか揃っていますのでやっぱり大人向けなのかなと。

  • 時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血、アルコール、女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人のまわりには事件がいっぱい。三毛猫シリーズの記念すべき第一弾。

  • 先日久々に三毛猫ホームズを読んだので、最初から読み返してみることにした。といって、その時間が私にあるのか。ほんと、これを読んでいた小学校の頃は読書に没頭していたなぁ。Sの紹介で赤川次郎はめちゃめちゃはまった。筒井康隆と。とにかく、改めて読んでみると、まぁ時代背景もそうだけど、思った以上に人が死んでいた。こんなにホイホイ死ぬかね。不謹慎だけど。まだ日常系ミステリなんて言葉はなかった頃なんだろうな。片山とホームズの出会いの巻。

  • 読みやすくて面白かった。キャラクターも魅力的、トリックは奇想天外。

  • 初の赤川作品。
    読みやすいですね。
    ほんと読みやすいです。

  • 中学生の頃図書室で借りて以来の再読。それでも続きが気になって一気読みしてしまう面白さ。ただ読み返してみると中々ハードな内容。

  • 親の影響で三毛猫ホームズ大好きでした。刑事さんの恋愛模様をちらっと見せてくるのも、乙女心をくすぐられたなあ。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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