- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041497814
感想・レビュー・書評
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フロムにもらった
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ミステリーにハマるきっかけとなった一冊。
中学時代は赤川次郎ばかり読んでいた。 -
シリーズ第一作目と言うことで読みました。なんとなく犯人は予想が付きました。刑事ドラマっぽい。
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あまりミステリーを読まない人でも、名前ぐらいは知っていると思われる三毛猫ホームズシリーズの第1作目、改めて読み直してみました。
三毛猫ホームズシリーズは、あまり本格ミステリーという感じはしないかもしれませんが、密室殺人あり、どんでん返しありという事で、本作はしっかりミステリーしていると思います。
もう10年以上、三毛猫ホームズシリーズシリーズからは遠ざかっていましたが、今後少しずつ読み直していこうかなと思いました。 -
ふるい!ふるすぎる!
でもなるほどな密室 -
昭和の二時間ドラマを見ているようだった。
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飼い主の死を悼むホームズ。
ホームズの気持ちを察して、別れの時を大切にしてやろうとする片山。
どうしてホームズが次の飼い主に片山を選んだのか、人間の言葉は話せないけれど心はきちんと届いている。
たとえ動物であっても哀しみはきっとある。
ホームズの感情を読み取ることの出来る片山は、刑事としてはいろいろ問題はあるかもしれない。
でも、優しい刑事がいてもいいじゃないか。そんな気持ちにさせてくれる。
空のマッチ箱を弄ぶホームズ。
探偵役が猫というのも面白いけれど、何よりもホームズの行動がしゃれている。
片山になんとか事件を解決させようと、謎解きの鍵をクールに伝えるホームズはかっこいい。
謎解きの面白さを楽しむ作品ではないけれど、あたたかな空気が流れている作品だ。
軽いタッチで読みやすく、ライトノベルのような手軽さがある。