三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2899
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497814

感想・レビュー・書評

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  • フロムにもらった

  • ミステリーにハマるきっかけとなった一冊。
    中学時代は赤川次郎ばかり読んでいた。

  • シリーズ第一作目と言うことで読みました。なんとなく犯人は予想が付きました。刑事ドラマっぽい。

  • あまりミステリーを読まない人でも、名前ぐらいは知っていると思われる三毛猫ホームズシリーズの第1作目、改めて読み直してみました。
    三毛猫ホームズシリーズは、あまり本格ミステリーという感じはしないかもしれませんが、密室殺人あり、どんでん返しありという事で、本作はしっかりミステリーしていると思います。
    もう10年以上、三毛猫ホームズシリーズシリーズからは遠ざかっていましたが、今後少しずつ読み直していこうかなと思いました。

  • H29.11.19 読了。

    『三毛猫ホームズ』と言えば赤川次郎さんの有名シリーズ。
    かなりの作品数が出ているので、ちょっと手を出しづらいと思っていたが、第一作目はとりあえず読んでみようと思い、購入。

    タイトル的に、事件って言ってもほんわかした探し物の依頼が来て、みたいなゆるーい探偵モノなのかな?と思っていた。
    が、驚くことに、ガッツリ殺人事件。
    描写もちょっとグロテスク。エロもあり。
    赤川次郎さんの作品ってあまり読んだことがないから知らなかったんだけど、もっとほのぼの系だと思っていたので意外だった。

    しかも、『三毛猫ホームズ』一作目なのに全然シンプルじゃない事件。
    展開もごっちゃごちゃで、バタバタと人が死ぬ。
    めちゃくちゃ命の軽さを感じた。

    まず、被害者が多い事に驚きなのに、犯人もやたら多い。そして、容疑者の状態でまさかの事故死x2に呆然。

    最後の真犯人には思わず「うそーん!」だったんだけど、主人公の妹にも「うそーん!」で最後の最後まで気の抜けない作品。
    というか、キモであるはずの密室殺人のトリックも「うそーん!」だわ。

  • 初めて読んだ三毛猫シリーズ。面白かった。
    三毛猫シリーズとあるけれど、今後も登場しそうだと思っていた人物が最後に次々と消えていく意外な展開。犯人だったり、なくなったり。

    しかし、「警官殉死」「容疑者逃亡」「警官が犯人」・・・警察で起きてはならないことばかり起こる。。

  • ロングセラーである三毛猫ホームズシリーズの記念すべき第一作となるこの作品ですが、私の感想を表現するならば

    豪快だなぁ(笑)

    の1言です。

    2年ほど前に読んだのですが、いまだに覚えているほどトリックが強烈でした。

  • ふるい!ふるすぎる!
    でもなるほどな密室

  • 昭和の二時間ドラマを見ているようだった。

  • 飼い主の死を悼むホームズ。
    ホームズの気持ちを察して、別れの時を大切にしてやろうとする片山。
    どうしてホームズが次の飼い主に片山を選んだのか、人間の言葉は話せないけれど心はきちんと届いている。
    たとえ動物であっても哀しみはきっとある。
    ホームズの感情を読み取ることの出来る片山は、刑事としてはいろいろ問題はあるかもしれない。
    でも、優しい刑事がいてもいいじゃないか。そんな気持ちにさせてくれる。
    空のマッチ箱を弄ぶホームズ。
    探偵役が猫というのも面白いけれど、何よりもホームズの行動がしゃれている。
    片山になんとか事件を解決させようと、謎解きの鍵をクールに伝えるホームズはかっこいい。
    謎解きの面白さを楽しむ作品ではないけれど、あたたかな空気が流れている作品だ。
    軽いタッチで読みやすく、ライトノベルのような手軽さがある。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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