楽しい古事記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 760
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576236

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすい。たまに筆者の紀行文とか考えも出てきます。焼津神社に行ってみたいです。
    気になった文章は、草をなぎ払った刀だから草薙の剣なのだ。そして、焼き払った野原が焼き津。現在の静岡県焼津市で、ヤマトタケルを祀る焼津神社がある。

  • 20141017読みやすい

  • 著者サマによる、超意訳的古事記かな~などと思って(パラ見のみして)購入したら、古事記を絡めたエッセイでした。
    確かに読みやすい。けど、ユーモア感覚が男性向けと言うような、聞く分にはおそらく面白いと思われるんだけど、文章で読むと、はぁ……とか思うような内容が心を離れさせてしまって、残念。著者サマのエッセイは、新聞連載のは好きだったのですが。
    ちなみに、個人的に古事記自体は、逆説本ばっかり読んでいた影響か、しっかり頭に入っておりました。感慨ポイントも違かったのが(当然のことなのですが)ふぅん、ですんでしまった要因かも。入門書(?)としてありかな?そんな感想です。

  • 古事記のあらすじ部分は平易であるだけでなく、エッセイならではの筆者の思考や感性も散りばめられていて共感できるので、とても面白く読めた。所々挿入してある紀行文(?)がまた興味深いのでもう少しあれぼもっと奥深くなったかな。

  • 140719

  • マンガ日本史でも挫折した私ですがこれは読めました!
    いい感じにいい加減なんでぼんやり知りたい人向き

  • 阿刀田さんの語り口が柔らかく分かりやすくて、タイトル通りとても楽しい。
    素敵な一冊でした。

  • 興味はあるけど何時も途中で挫折してしまい、知っているのは始めの方のお話だけ・・・。
    ならばいっその事、阿刀田 高氏のちょっと茶化した解説付きのこの本で、取り敢えず古事記の全体像を読んでみよう、と言った軽い気持ちで読める一冊。

    「う~ん、もう少し踏み込んで読みたい!知りたい!」と思わせる、と言う点では、よく出来た古事記入門書だと思う。

  • 上中下の中では上がもっとも面白い。
    史実との照らし合わせは、はじめはしないほうがよい。
    これからぼおるぺん古事記に。

  • 古事記を中心に、日本書紀とか舞台とされる土地への旅をまじえながら書く、阿刀田高のエッセイ。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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