楽しい古事記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576236

感想・レビュー・書評

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  • 僕は、お話の上っ面だけ舐めて、興味を持ったら深く掘り下げて行きたいと思っているので、この本は古事記の入門書のごとく凄く手に取りやすかったです。

    出雲大社とか、諏訪大社とか、大和路とかよくわかんないけどとにかく旅行したいんだという様な僕には、まさしく旅行を盛り上げるオードブル素材のような本でもあります。

    平成22年の3月6日に出雲大社に参拝し、何気なく見た絵馬の数々の素朴な表現ではあるがその情熱に心打たれ、数々の社屋に出向いて絵馬を見てみたいと思うようになり、けどあちこち回って神様怒らないだろうかと考えたわけですが、この本を読んで自分なりに答えが出せましたというようなありがたい本です。

  • 『国の始まり イザナギ・イザナミによる建国』

    『岩戸の舞 アマテラス大御神、岩戸に隠れる』

    『神々の恋 八岐の大蛇退治と因幡の白兎』

    『領土問題 オオクニヌシの治世』

    『海幸彦山幸彦 兄弟の争い』

    『まぼろしの船出 神武天皇の東征』

    『辛酉にご用心 崇神・垂仁天皇の治世』

    『悲劇の人 ヤマトタケルの伝説』

    『皇后は戦う 仲哀・応神天皇の治世』

    『煙立つ見ゆ 仁徳天皇の権勢』

    『殺して歌って交わって 雄略天皇の君臨』

    『女帝で終わる旅 返り咲いた顕宗・仁賢天皇』

    削除

  • 記紀というと身構えてしまいがちですが
    この本は古事記を分かりやすく解説しているため
    とても勉強になりました。

  • 国語の先生に貸していただいた本その1。
    時代物なのかこれ……

  • 本当に楽しく読める古事記です。
    難しいこと抜きで、親しみやすい書き方。
    神々がもっと身近に感じられること間違いなし。

  • 2006年7月14日読了

  • 阿刀田さんの作品は他にも読んだ事が
    あったので購入したのですが、
    買って正解でした。

    実際に古事記の舞台になったところへ
    行かれているのでエッセイのように
    読み取れます。

    神話って登場人物が膨大なので
    よっぽど個性が強くないと
    覚えられなかったりします^^;

  • 2007/3/17購入。
    2011/2/21〜2/22

    阿刀田氏得意の古典をやさしく解説するシリーズ。今回は日本の大古典とでもいうべき、古事記を取り扱っている。古事記のエピソードは断片的には知っているものの、なかなか通して読むことは無かったのだが、阿刀田さんの絶妙な語り口で代表的なエピソードが語られる。解説で出久根達郎氏も書いているが、「古事記は昔のエロ本だよ」というのは言い得て妙だ。どこの神話も男女の入り乱れた関係が書かれてるものなぁ。

  • 古事記の内容について阿刀田節で書かれていてとても楽しい内容でした。
    登場人物の多さや、名前の覚えにくさはやはり古事記です。

  • 古事記ってこんな感じなんだねぇと知るにはいいけど名前が多すぎて・・・。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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