トパーズ (角川文庫 む 4-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1805
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041586037

感想・レビュー・書評

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  • [要旨]
    風俗嬢…。高層ホテルの窓ガラスに裸の胸を押しつけ、トパーズの指輪を見つめ、大理石のロビーを彼女たちは行く。そして、都市の光景を、サディズムとマゾヒズムの接点を行き交いながら感じる。この瞬間にも東京と混じり、そして疾走する女たちを村上龍はとらえた。衝撃の大ベストセラー、ついに文庫化。

  • 気持ち悪い

  • 句読点の使い方が好き。

  • 風俗嬢にスポットを当てた短編集。SM描写がきつくて気持ち悪くなることもあったものの全体に漂う物悲しさは好き。

    読みながら感じる自分も狂っていくんじゃないかという不安が心地よい。あんまり深く考えずにさらーっと読める。

  • スタバでマキアート片手に読んだけど, 落ち着かなかったなあ---

  • 魔法の水に入っていたペンライトがあんまり素晴らしかったので、読んでみました。昔はこういう話を好んだりしなかったのですが、めっきり趣味が変わったなぁ。

    やっぱりペンライトが一番ですが、子守り歌と卵もなかなか良かったです。薄暗い話が大好き!

    10.10.04

  • 初めて読んだ時は強烈に印象的だったのだが、近頃再読してみたら何となく拍子抜け。女性のとりとめない口調のままの文体、現在と過去の交錯、当時は内容も文章もある程度斬新だったのかもしれないが、刺激の多すぎる現代社会では逆に泥臭さを感じる。

  • もらいもの:下系は無理だ…。

  • 痛い痛い。

  • 表題作が俄然すき。
    やさぐれ乙女のえろくてピュアな気持ち。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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