金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041643068

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。08.5.30読む。

  • 主人公のように正義を貫けるようになりたい。知識不足でわからんことがたくさんあったので、多分また読みます。

  • 銀行ものといえばこれ。

    元ネタを探すもまたたのし。

  • 同期のエリートの陰謀かはからいか、
    主人公の竹中は総務部“渉外班”通称総会屋担当へと異動させられる。しかし、竹中が担当するのは、普通の総会屋ではなく、特命係長のようなお仕事。

    一昔前の株主総会の凄まじさを垣間見ることが出来ます。同時にさらに昔には、総会屋に総会を荒らされないために、一体どれだけの預金が支払われていたのかと思うと、やりきれない思いです。
    もちろん、その当時私は口座など持っていませんが。

  • 日本の企業社会っておかしいな〜
    と思いつつ読んだ本。滑稽さゆえに逆に娯楽として楽しめました。

  • 渉外班という、エリートコースの行員はまず着かないポストにつけられ総会屋対策をすることになった主人公の話。
    単純に読み物としても面白いのだが、話にうまいこと金融の実体を説明する文章をはさみ込む高杉良の筆力は圧巻。
    バブル後の建て直しで必死な都銀の姿が描かれる。
    ノーパンしゃぶしゃぶが何なのかが分かって満足。

  • すれすれ実名

  • の勢力に侵食され、信用を失った銀行・証券会社が次々に崩壊していく。総会屋対策のポストに異動させられた大手銀行員・竹中に活路はあるのか!? 日本の大銀行の内実を明らかにした迫真のドラマ。

  • 会社には、多かれ少なかれ嫌なヤツがいるもので、仕方がないというか、そういうものだと思うのですが、感性の違いというか、よくもまあそんな考え方になるよなあ、というヤツがいるんですね、世の中には。性格の違いというのではなくて、性質が違うんじゃないかと感じたりしますねえ。関わりがなけりゃあ、いいのですけど、関わる立場になると…ろくなことがありませんね。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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