財布のつぶやき (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.21
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本棚登録 : 601
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041717219

感想・レビュー・書評

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  • 10数年ぶりに本屋で購入。ひととおり読んでみたが、以前ほど共感しなくなった。話の最後のオチというか、まとめ方もパターン化していて、刺激的でない。共感はしないが、自分の生活に対しての問題提起という天では考えさせられるところもあったので、★3つ。

  • 最近の群ようこさんのエッセイは面白くないな~と個人的に思ってました。
    ご自分の好きな着物の話とか、健康法についての話とかばかりで、以前より毒気が抜けてちょっと落ち着きすぎな感じ・・・。
    昔はもっと庶民的な内容で面白かったけどな~。
    そんな風に思いながら期待せずに読んだ所、この本は中々面白かったです。
    昔の群ようこ節が戻ってきた感じ。

    まずお金の話では、実家の住宅ローンでお金が知らない内に右から左に消えていくという話や既に6、7年使っている財布の話、2千円で買ったブラウスの話など。
    そして食事の話では普段の野菜中心の食生活や水羊羹の食べ方が分からなくてとまどった話など。
    人気作家の割には意外にも地味な生活ぶりが描かれています。
    「あ~、分かる」という事が書かれていて親しみがもてました。
    特にケーブルテレビの番組数が多すぎて、結局今はあまり見てないというのは「そう。そう。」と激しく共感。
    「たくさんあるのは、ないのと同じ」
    は名言だと思いました。
    それと別に、今は本が売れない時代だからこんな人気作家でも以前よりは将来に不安を感じるようになってるのか。
    そんな飢餓感がある方が制作にはプラスに働くのかもな・・・なんて全然関係ない事を思いました。

  • もうちょっとお財布がらみの内容が読みたかった。でもスムーズに読めた。

  • こんな風に、嫌味なく、さらっと思っていることが書けるっていいなー。

  • 久々に群さんのエッセイ読みました。15年くらい前はものすごく読んでいて、その時の方がキレがあったように思うけど。群さんと同じく自分も歳とったなって事でしょうね。

  • 2013/4/9 読了

  • 群さんのエッセイは、うんうん、と共感できる部分が多くて好きです。レシピが何点かあったので、ぜひ作ってみたい!

  • 久しぶりに読んだ群ようこさんの本。老後の話など身近な話が面白い。
    ただ、1つの事柄についての描写が長々と感じられ、昔読んだ時より少々読みづらく感じてしまった。

  • 久しぶりに読んだ群さんのエッセイ。
    さらっと読める。
    しかし老後の話か・・・けっこう痛いなぁ。
    他人事じゃないお話だけに。

    2013.3.6読了

  • ぼちぼち読むのに最適でした

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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