財布のつぶやき (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.21
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本棚登録 : 601
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041717219

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって1週間くらいしか経っていないのに、見事に内容を覚えていない。気持ちよくさくさく読んだのは事実。ここんとこ仕事が忙しくてホントに疲れていたから、世間話をなんとなく聞くような内容がちょうど良かった。

  • 年を取ることへの戸惑いや発見が率直に書かれていて、あっという間に読み終えてしまった。闇雲に若さにしがみつかず、泰然とした群さんの姿勢に憧れる。
    ただ、それだけに、何回か登場する「今の若い人たちは」という一文には、ちょっとがっかり。
    やはり、年を取ると言いたくなる一言なのか。

    「ビリーズブートキャンプ」に入隊するくだりが爆笑。

  • やっぱ群さんは面白い。
    最近はサカジュンより、群さんの「地に足が付いた」エピソードのほうに共感できることが多くなったのだが、これってなんだろうな。
    年齢はサカジュンが同い年なのに。

  • うーむ、群ようこさんももはや50代なかばか……。でもなんか読んでるともっと老人ぽい感じがするんだけど、そこにけっこう親近感をもったり。50代とかいうとすっごく元気ではりきってるおばさんというかマダムが多くて、とてもああはなれない、とか思っちゃうことがあるので(笑)。土いじりが嫌いとか料理が嫌いで下手とか片づけができない、とかも親近感。女性エッセイというと土いじりも料理も好きでインテリアも凝って、美しく生きる、みたいな話になりがちな気がするので。ラストのほうの正論っぽいエッセイより、竹筒入りの水ようかんを必死で食べようとするサル、みたいな話がおもしろい。

  • 群ようこの、衣食住言葉にまつわるエッセイ集。表紙がかわいくて装丁買い。
    年配の方のお言葉、という感じの固めの言葉も混じったふわっとした読み心地。
    本の題名に反して印象的なのは「食」の章。山菜とかひじきとかが食べたくなった。

    MVP:なし

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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