- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041717219
感想・レビュー・書評
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読み終わって1週間くらいしか経っていないのに、見事に内容を覚えていない。気持ちよくさくさく読んだのは事実。ここんとこ仕事が忙しくてホントに疲れていたから、世間話をなんとなく聞くような内容がちょうど良かった。
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年を取ることへの戸惑いや発見が率直に書かれていて、あっという間に読み終えてしまった。闇雲に若さにしがみつかず、泰然とした群さんの姿勢に憧れる。
ただ、それだけに、何回か登場する「今の若い人たちは」という一文には、ちょっとがっかり。
やはり、年を取ると言いたくなる一言なのか。
「ビリーズブートキャンプ」に入隊するくだりが爆笑。 -
やっぱ群さんは面白い。
最近はサカジュンより、群さんの「地に足が付いた」エピソードのほうに共感できることが多くなったのだが、これってなんだろうな。
年齢はサカジュンが同い年なのに。 -
うーむ、群ようこさんももはや50代なかばか……。でもなんか読んでるともっと老人ぽい感じがするんだけど、そこにけっこう親近感をもったり。50代とかいうとすっごく元気ではりきってるおばさんというかマダムが多くて、とてもああはなれない、とか思っちゃうことがあるので(笑)。土いじりが嫌いとか料理が嫌いで下手とか片づけができない、とかも親近感。女性エッセイというと土いじりも料理も好きでインテリアも凝って、美しく生きる、みたいな話になりがちな気がするので。ラストのほうの正論っぽいエッセイより、竹筒入りの水ようかんを必死で食べようとするサル、みたいな話がおもしろい。
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群ようこの、衣食住言葉にまつわるエッセイ集。表紙がかわいくて装丁買い。
年配の方のお言葉、という感じの固めの言葉も混じったふわっとした読み心地。
本の題名に反して印象的なのは「食」の章。山菜とかひじきとかが食べたくなった。
MVP:なし