- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041847145
感想・レビュー・書評
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最高だった。
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三部作のラスト。
美甘子は、物語上すごく面白く生きている。
賢三を中心にする、バカ高校生。
まあまあ面白く読んだ。もっと面白くできたんじゃないんーの?(仁義なき戦いの、山守組会長、金子信雄演じるところ)と思わなくも。 -
賢三、羽村の友情が熱い
後半、美甘子の呪縛から解き放たれた時の清々しさたるや…
葛藤葛藤葛藤の賢三が転んで壊れて立ち上がった時、見出した光
CMNR を撮るということ
やはり賢三を救ったのはMOVIEであった
アイデンティティだと思っていたもの、譲れなかったこと、追いつきたかった人
ボロボロになって、馬鹿みたいに情けなくって、それでも走って走って、やっぱり馬鹿みたいで
でもそれこそが成長であり青春なんだなあ~、誰にだってそういうことあるよ(賢三ほどの阿呆はいないであろうが)
悩んだ時に読みたい、バイブル的一作
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くだらなくて若くて青くて良い。
なんだよそれってなりながら読むけど、ふいにぐっとくるシーンもあって、全体的に独特で私にとって新鮮でした。
この世界は空。しかし、挑戦する価値のある大いなる空。
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この作品中に出てくるSF作品を順番に読んでいきました。海外SFにハマるきっかけになった作品でもあります。
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面白いところもあるが、雑なところもやっぱり多い。
そこが面白いと感じる人もたぶんいてると思う。
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今持っている漠然とした閉塞感に
何か答えをくれるんじゃないか
そう思いながら、閉塞感に立ち向かう賢三たちに共感しつつ読んでいった。
結局そんな甘いことはなく、答えなんてないし、立ち向かっていかなきゃいけないけど、遠回りしてもいいよねって教えてくれた。
みんな立ち向かうことに執着して、立ち向かわない自分に苦しんでる。みんなそう。だから今じゃなくてもいいから、どこかで、必ず、ちょっとでいいから立ち向かおう。
そう思えた本。読んでよかった。 -
今思うとこの作品にすごい影響受けてるなって思うし、10代のうちに読んどいて良かったなと思う
青春って甘酸っぱいとか青臭いとかそんな甘っちょろいもんじゃなくてこういうもんですよね〜
忘れたくないな -
高校を卒業してすぐくらいの時期に読んで、この青臭くて、陰の話を、高校の時期に読みたかったな、と思ったから、なんとなく後輩にこの3冊をプレゼントした。
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遅ばせながら、三部作全て読みきった。
私は明日、17歳になる。
今このタイミングでこの本の存在を知り、この本を手に取り、読みきったことはきっとこの先何十年も忘れることはないだろう。
今までたくさんの本を読んできたつもりだが、
はじめて小説を読んで涙が出た。
何をしても報われない辛さだとか、虚無感、喪失感、自己嫌悪、身の回りにある全ての感情が終始ぐるぐると渦巻いているのがリアルすぎて、途中で何度も本を閉じて深呼吸したくらいだ。
間違いなく、私のバイブルになることだろう。
みかこはとんでもねえな。