グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.78
  • (166)
  • (148)
  • (235)
  • (15)
  • (8)
本棚登録 : 1742
感想 : 147
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041847145

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とてもおもしろかった!
    それぞれのキャラクターに味があり,グミ編とチョコ編で言っていたように,全員が幸せに終わる結末で良かった.

    最後のライブのシーンは読みながら鳥肌が立つくらい感動した.
    しかし,やっぱりこれは高校生のうちに読んでおきたかったなとw

  • 夕飯を食べ終えてから数時間、
    何もかも忘れて一心不乱に読んでた。
    リビングで、読んでたらちょっと泣きそうになって、
    自分の部屋に駆け込んだ。

    去年の春頃に見た、ボーイズオンザランを強烈に思い出しながら。
    最後の最後まで、この本の中のキャラクター達の、
    幸せを願ってやまなかった。

    学生という肩書きから解放されてしまうその日に、
    読み終えるにはうってつけの物語だったように思う。
    もう少し早く出会っていたかった。

    いろんな人に薦めたい作品。

  • 完読。



    グミの繰り返しで不細工な生き方。

    ひとが目を瞑ってしまいたくなるほど
    汚くて醜くてカッコ悪い姿を
    最後ありえないくらい爽やかにしやがって。
    大槻ケンヂは強い人なのだろう。

    ラストがちょーっとキレイにまとまりすぎていたけれど、まあ、三部作やっと完結しました感が少しくらいあってもいいのかもしれない。

    エピローグは「えぇ??」って思ったけど、
    まあ、それもありなのかもしれない。

    今年の秋ケラリーノが映画にするそうで。
    おめでとうございます◎
    たのしみ。

  • 高校生の時に読めて良かった本のうちの一つ。
    私は順序を調べずにパイン編から読んでしまいましたがグミ→チョコ→パインの順です。
    でもパイン編からでもすごく楽しめました。パイン編が一番好きです!
    グミ編は人物登場、チョコ編はバンド、パイン編でまとめ。

    同じサブカル趣味だと思っていた同級生の女の子が女優として大成していくのを後ろから追いかける賢三。
    自分はクラスで群れている奴らとは違う本当は何か出来る、と思う気持ちが私もあったので恥ずかしく、虚しかったです。

    そう思うところに山之上のおじいちゃんの台詞がとても響きます。

    高校時代にこの本を読めたのはとても良かった!
    あと羽村君とセックスしている時の実甘子はすっごく可愛いです。常に可愛いですがその場面は特にいいなあと思います。

  • 超展開。駄作になってしまった。

  • ジョー!!!!

  • はちゃめちゃで変化がおこりまくり。

    登場人物みんなが一生懸命で突き進んでて憧れた。
    学生時代に自分の得意なことをもっと考えていたら、違う未来があったかな?とつい考えさせられた。

    くだらなくて下品な話が殆どなのに不思議。

  • この小説本当に大好きです。主人公が時々自分と重なります。

  • 少年たちの回り道迷い道道草だらけの成長にじん、ときた。
    さりげない台詞がすごく真実だったり、眼から鱗だったり、あー…もっと若いうちに読んでいれば自分も変われたかなー…と思ったり。
    下ネタてんこ盛りなのに感動できるってどうなんだろう。
    オーケンのマルチな才能に改めて心服。

  • 内容は、ハッキリ言ってエロいです。平気でそういう言葉で書かれてあるのには衝撃を受けました。ストーリーは分かりやすいですし、とてもおもしろいですよ。

全147件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大槻ケンヂの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×