聖母の深き淵 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428021

感想・レビュー・書評

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  • 話が飛びすぎてまとまってないような気が…。麻生さんはイイ感じ。解説に作者が女性とあり、何よりそれが一番の驚きでした。ずっと男性かと…。

  • 前作は官能小説チックだったので、また同じだったらヤダなぁっと思いつつ読みましたが、今回はいちおう警察小説でした。
    といっても相変わらず奔放な緑子さん。いろいろ言い訳してますが、、結局好きなんだよねぇ。(*p´д`q)゜。

    緑子よりも麻生と山内のほうが興味惹かれました。
    聖なる黒夜、読んでみよー。

  • 2013.1.10読了

  • 一児の母、緑子を描いた警察小説、シリーズ第二弾。

    話の展開が今ひとつで、次を早く読みたいという気がしなくて、読むのに時間がかかってしまいました。

  • RIKOシリーズ第二弾。前作同様、超長編作。ジェンダーの理子が他の刑事と関係を持ちながら事件を解決する点は前作と同じだが、そこまで描かなくともと思う。女性の作者にしてはきわどい表現。ストーリー展開は悪くないが、長くて飽きそうになる。

  • 麻生と山内が出てきたり、シリーズ作品の繋がりが要所で見られて面白い。

    麻生たちがあまりに強烈なので、途中で何のシリーズ作品を読んでいるのか分からなくなるという…。


    緑子は相変わらず。愛してるだの何だの良いながら他の人ともくっついたり離れたり泣いたりしていてよくわからん。
    共感はできない。
    あと、麻生と緑子が2人で飲むところの表現も非常にこっぱずかしい感じ。緑子が言うなら分からなくもないかな?とは思った。

    ラストの麻生の「手錠」のくだりがあまりに切ない。あれがあるから余計に、誰が主人公??となるけど。
    見事な終わり方でした。

  • Bonnie Pinkの『Last Kiss』聴くとBLが読みたくなる。この曲のサビの♪痩せた指にキスをした あのぬくもりを覚えてるよ 例え離れ離れでも 最後のキスを思い出すよ♪ここを聴くと特にそうなる。そしてたまたま休憩室で「聖なる~」を読んでいて、この曲が流れたときが麻生の「愛してるんだ」だったんだ・・・なんだこのシンクロ感!!!!!偶然麻生を街中で見掛けた緑子が優秀な刑事だった麻生の後をつけて、その探偵振りを見た後の下りで、麻生が緑子に促されて刑事を辞める経緯を語る場面で丁度ウォークマンから「i do」が流れて、あまりにも場面にマッチしていて驚いた。

  • 主人公のリコが刑事のわりに奔放すぎて共感できませんでした(^_^;)

    なにより麻生と練のインパクトが強すぎて誰が主役なんだか…(笑)
    前作を読んでないのでリコの心の動きがあまりわからず…

    ラストの、麻生の人生を投げうった暴挙がいちばんの衝撃でした。

    もうそこまでの内容がすべて吹っ飛ぶぐらい。

    覚悟を決めた人間は、おそろしい。

  • 10年ぶりくらいにRIKOシリーズに再挑戦。
    意外に緑子に苦手感を持たず読めました。面白かった。

  • 相も変わらず主人公が「緩い」。
    刑事としての生き様云々ではなく同じ女として
    歯がゆい部分多し。
    しかし作家の柴田さんは女性。
    男性同士の心の揺れの描写はリアルに
    書かれている気がして「ほぅ…」と思った。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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