聖母の深き淵 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428021

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    その1

  • 読みたい

  • RIKOシリーズ第2弾。
    麻生の私立探偵ぶりを知りたくて、10年振りぐらいに再読。
    第1弾では登場しなかった麻生と山内が登場し、緑子と深く関わりを持っていく様だけで、もう十分満足だけど、ミステリーとしても、事件の表側だけではなく、裏側に潜む感情(今回だと母性)がきちんと描かれているので、隅から隅まで楽しめる。
    最後に山内を守るため、罪を犯してしまった麻生が第3弾で、どうかかわって来るのか?
    今から楽しみ。

  • 「聖なる黒夜」を読了後、練と麻生のその後を知りたくてRIKOシリーズを手に取ったのだが、本来の目的を忘れるほどにこのRIKOシリーズにのめりこんだ。こちらのシリーズは…主人公が女性のせいか読んでいて「子宮で語る」という印象を受ける。女特有の生臭さ、母性という慈愛と闇などをこれほど強く感じさせてくれるとは。読む人を相当に選ぶだろうとは思うが、緻密に組み立てられたミステリーを堪能させてもらった。男性が読んだら相当に耳が痛いか辟易するかもしれないが(笑)共感できるかは別にして、生臭い現実を必死であがきながらも自分を強くもって前へ進む女性刑事の姿は「女の強さ、女の業」を感じさせてくれる。

  • RIKOシリーズ

  • 一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。

  • RIKOシリーズの第2弾
    殺害された主婦、行方不明の友人、誘拐された赤ちゃん・・・
    全てが絡みあって、暴力団組織とつながり。
    テンポ良く楽しめた作品。

  • 練と麻生が好きなので、途中すっごい泣いた。
    おまえらのその言葉が聞きたかったんだ私は…!

  • RIKOシリーズの二作目。前作がよかったので、速攻手を出してしまいました。前作よりP数が増していたので、ちょっと決心鈍りそうでしたが、(なんせ飽きっぽい)そんなことはなんのその。またさらっと読めました。面白いですよ、これ。今回登場の麻生とゆう元刑事の探偵さんによろけました(笑)ステキおじさま。何か裏があるようですが・・・。

  • 2004年10月26日読了

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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