- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043428090
感想・レビュー・書評
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最後の最後まで・・・・・
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切ない。コレBL小説よりBLだよね。
そして山内練もさることながら、及川刑事にメロメロってますが何か。 -
麻生を思う及川が好きです。<br>麻生が及川との関係を山内に吐露したときに放った山内の言葉はもっともだと思いました。<br>ほんと、ただの錯覚だょ。及川の何が不満だったのょ(´・ェ・`) 麻生ょ。<br>及川派のワタクシにとっては、山内にたいして興味を覚えないんですが('A`) <br><br>警察小説としてだけなら★2つ 及川の切ない想いが垣間見られたので+1
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3/8 正直「こういう結末なのね…」て自分としては100%満足の行くラストではなかったけどストーリー的にはきちんとオチていたラストだと思った。それにしてもぐいぐい読んだ。
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冤罪で人生滅茶苦茶にされちゃった練、切ない。
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短編が収録されているということで、買っちゃいました。上下合わせてまた読み返そうとおもいます。が、それには覚悟が必要ですね・・・。この重苦しい雰囲気に耐えれるかなぁ
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柴田さんの作品は、初めて読んだんですが、人の内に秘められた影がずしんと心にきました。
RICOシリーズも読んでみたいです。 -
久々に夢中になって読んだ。
『聖なる黒夜』にはミステリーや恋愛などいろんな要素が盛り込まれてるが、
私が感じたのは
「これはとてもいびつな愛な話だ」
ということだ。
複雑にからんだいくつもの三角関係。
主要キャラクターの麻生、山内、韮崎、及川などの複雑な心の内。
見事に表現されていると感じた。
とにかくいい作品だと思った。
解説の三浦しをんさんと同意見である。
ただ男性同士の恋愛関係が苦手な人にはオススメしにくいが。
だが面白い作品であることは確かである。 -
山内の声に出せない慟哭が胸に突き刺さる。人はほんの些細なきっかけで堕ちる。望んだ道を歩める人間なんてほんの僅かだ。一度堕ちたら二度と這い上がれない、とは思わないが、底で泳ぐことを覚えてしまった人間にとって、語られる世界の姿は眩しすぎる。あの時、韮崎に助けられてよかった、と思うようなことが山内練の未来にあればいい、とただただ思う。
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読み終わりました。一度読んでるから誰が犯人かは勿論わかってるのに、それでもドキドキして切なくて違う結果になることを期待してしまう。読み終わるのが勿体無い。上下巻に収録されていた短編は、更に本編を切なく思わせる。特に練側は。麻生側を読むと、少し救われる。ネットで読める「OUR HOUSE」もあわせて読んで欲しい。