彼女が死んだ夜 (角川文庫 に 9-1)

著者 :
  • KADOKAWA
3.45
  • (24)
  • (60)
  • (121)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 430
感想 : 57
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043540013

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • キャラが良い。とりあえず。死体を隠した挙句それをした犯人を推理するというなんとも興味深い内容。さらに間に挟まった「退職刑事」ノリの純粋推理といいとても面白かった。さらに謎解き段階で明かされる「こちら側」から事件を見ていたことのミスディレクションは見事。そして最後の局面の繰り返されるどんでん返しの数々。おもしろかった。

  • すでに、今年になって読んでいた「麦酒の家の冒険」と「解体諸因」に関連する作品と言うか、時代的には一番先の作品になるでしょう。例によって不可解な現場から推理する安楽椅子探偵シリーズです。なかなかアクロバット的な推理で、あまりに激しく二転三転しますので、論理的な矛盾をチェックする暇もありません(笑)。キャラクターが魅力的ですから読んでいても楽しいです。また次ぎの作品も読んでみたいものです。2002.7.27

  • 匠千暁最初の事件…の筈なのですが。見事に騙されました。

全57件中 51 - 57件を表示

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西澤保彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×